Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

The Hornet's Nest

Amazonプライム・ビデオで見ました。アフガニスタンでの米軍の行動を描いた従軍ルポライターによるドキュメンタリー。


101空挺師団がこんなところに・・・。従軍した作戦によっては海兵隊だったり、複数の部隊に随行


エンドクレジットに部隊名“RAKKASANS”を見つけて一瞬首を傾げてどういう意味?英語っぽくないけど、どこの言葉?と思ったけど・・・「落下傘ズ」だろうなと。(追記:日本の鳥居っぽいデザインのパッチを付けた部隊がそうだったんですね。ニックネーム「RAKKASANS」は太平洋戦争終戦後の占領時代に日本語の「落下傘」から付けたものということです。映画「ハンバーガー・ヒル」で描かれたのもベトナム戦争時の第187歩兵部隊だったというのでもう一度「ハンバーガー・ヒル」を見直そうかと)


最後のOPERATION STRONG EAGLE III(2011年)の谷を挟んだ激戦で負傷者搬送のために呼んだチョッパーが被弾して谷底に降下していく場面を見てメグ・ライアンの映画「戦火の勇気」を思い出しちゃいました。本編中でも女性兵士ばかりで構成された救難ヘリが紹介されていたし。


ちょうど今日?自衛隊でも女性隊員の配属先がこれまで以上に拡がるという報道を知りました。漠然と戦車道乙女の誕生か?などと思いましたが・・・日本でも救難部隊に女性が加わる可能性は高いでしょうねぇ。前線では非常に危険な任務。


相手はタリバンアルカイダ系、自爆攻撃に巻き込まれた民間人を保護することも。米軍を対象とした自爆攻撃に巻き込まれて重傷を負った子供を軍の医療機関に送って治療した場面もありましたが・・・そもそも米軍が派兵していなかったらこんな目にあっていなかったかもしれない(もしかしたらソ連軍の古い地雷で同じ目にあっていたかも知れないし、タリバンに迫害を受けていたかもしれないけど)・・・感謝を期待するのは虫が良い話かもしれない。


が、現場では仲間のための戦い、現地民のための戦いという認識になることが多いし、それを批判されると怒りが生じる。それは当人たちからすれば正当な怒りなんだけど。


映画「ローン・サバイバー」で描かれたようにタリバンを支持しない現地民も多く、設置されたIEDや地雷の存在を米軍に知らせる場合があり、この映画でもキャタピラ付きの小型ロボット(SNOOPYでしたっけ?)で爆弾処理をする場面がありました。