Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

集英社文庫 池上彰「そうだったのか!現代日本史」

文部省対日教組、高度経済成長、公害、沖縄基地問題と読みました。


当時も馬鹿な事をするなぁと思った「ゆとり教育」って日教組が言いだしっぺだったんですね。今のところ、弊害しか思い当たらないんですが、そのうち良かったところも見えてくるんでしょうかねぇ???

日の丸・君が代

日の丸・君が代問題については・・・日の丸はデザインとして個人的には嫌いじゃないです。シンプルだけどユニークで。あまりにも簡単すぎるんで他の国では国旗として思い至らなかったとか(^^;)?「君が代」は陰気だけど神秘的な曲は「厳か」とはこういうものかと。嫌いとは言い切れないです。歌詞については・・・今になって思い出したんですけど、義務教育中で歌詞の意味を教えてもらった覚えが無いです。そのくせイベントごとに歌わせられてきました。あれは「君が代」の歌詞に触れることは日教組または地元の教員組合から止められてでもいたんですかねぇ。


敬愛すべき国歌が無いというのは情けないのですが、歌詞が死語、古語ばかりで意味を知る人も少ないというのでは、無いも同じような気もします。それに歌詞の意味自体が・・・皇室の安泰を祈念、祝賀するというのでは・・・もっと国歌にふさわしい歌詞が必要ではないかという気がします。日本の実情に合ってないし。


君が代」そのものは皇室が関わる行事用にして他の国歌、災害に見舞われることのないように国土の安泰を願うとか・・・どうですかねぇ?


かといって「君が代」を聞くだけでガクブルになるというのは病気だと思いますよw

公害

そして「公害」。「公害」という単語自体、1960年代以降になって生まれたと知って驚きました。高度経済成長時代以前は無かったのか・・・野焼きの煙とかは迷惑にならなかったのかな?


英語だとどうなってるんだろうと思ったら、広辞苑だと「公害」の英語表記がpublic nuisance。和英辞書だと他にpollution、public pollution、a common pollution。environmental pollution。


単語のニュアンスではnuisanceはどちらかというと迷惑行為でpollutionは汚染。大気汚染とか騒音公害とか個々の公害種別に関しては英語では全て〜 pollutionです。


英語の場合は、事象そのものはpollutionで公害の加害者の倫理観を問う、糾弾する場合はnuisanceと使い分けるべきなのかな?


騒音公害はsound pollution。情報公害information pollutionなんて単語もあるようです。風評被害なんてのも情報公害なんでしょうねぇ。pollutionというのはそもそも拡散するものという意味もありそうですね。


水俣病」「イタイイタイ病」の企業側の実体隠しと御用学者の隠蔽協力あたりのドキュメンタリーは読み応えありそうです。そういえばSony Reader買った時のポイントがもう来月期限切れになってしまうのでReader Storeで使ってしまおうと物色してるんですが・・・ろくな物がない(^^;)この手のノンフィクションに使いたいと思ってるんですが。


ところでチッソの第一組合。うーん。この本で知った限りの内容では良い印象無いですねぇ。会社に冷たくされたから会社に敵対する被害者たちに味方して会社に報復・・・としか受け取れないので。


最近も東電と原発問題の被害者、また原発で潤ってきた町と原発の関係、原発推進派対反推進派、原子力保安院と御用学者の擁護論とかね似たような構図が(^^;)

沖縄基地問題

誰か田中防衛相(笑)にこの本勧めてあげてよw30ページそこそこだけど分かりやすいよ。たったこれだけの労力も払えないわけ無いでしょうよ。いい年してこれくらい一般人でも知ってろよ、ましてや政治屋なら当然知ってないと恥ってレベルの内容だから。(私もニワカですがw)