Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

東日本大震災

災害の呼称が大地震から大震災に変わっていました。津波が被害をさらに大きなものに変えてしまい、街や集落がいくつも消えてしまいました。事態がまだ終息に向かっていない段階でこんなことを言うべきではないかも知れませんが、これらの甚大な被害の地域については通常「復興」という言葉で行う常態への復帰、そこに住んでいた人達の生活をもとに戻すという誰もが望んでいることが通用するレベルではもはや無いのかも知れません・・・。


住まいと生活、収入の手段を失う・・・これがどれほど恐ろしいことか。国が全力を上げて支援しなければなりません。その「国」とは国民一人一人も含むべきでしょう。統治組織としての「国」が行うべきことだからと国民が任せっきりにするのではなく、自分ができる支援をそれぞれが行うべきでしょう。


日本がどれだけの国力を失ったか、これから始まるだろうインフレ、原発への不安、失った農地や工場、住民への補償、保険会社など含めた企業の資産価値低下など・・・各国は支援も送ってくれますが今も世界の中での日本の地位低下について冷徹なシミュレーションをしてると思います。


日本はその各国の思惑と容赦なく突きつけられる現実に立ち向かわなければなりませんね。


実はまだ福島原発が昨夜(3/12)の22時以降どうなったかニュースでも確認していない状態で書き込んでいます(3/13朝)。東北地方太平洋沖地震の前日から寝不足が続いていて昨夜22時以降、今朝の7時まで爆睡してましたので。近隣がこの先何十年も人が住めない地域になってしまったのではないかと心配しております。


またNHKスペシャル原発解体」で廃棄されて解体を待っている原発施設がいくつかあって古い施設は解体を想定しないで建設されていて解体は困難であることを知りましたが、今回の群発地震の最中にそれらはどうだったのか・・・ああいう場所にも漏れたらまずいものが微量ながらあったはず。気になります。


原発という火の神アグニは鎮めることができなくなれば大いなる祟り神になるということを一般人にもまざまざと見せつけることになりました。