トランスフォーマー リベンジ
戦闘シーンなどは迫力の映像だけどコミカルな場面はお下劣ネタばかり・・・冒頭から犬の交尾シーン見せられたり、母親はドラッグでハイになったり、フランスの文化をコケにするかのような表現があったり、ジジイのブリーフ&垂れた尻をアップで見せられたり、囮とはいえパンツおろして紙が無いと喚いたり、セリフの中にもタマだの棒(シャフト)だの・・・さらに小型のディセプティコンが盛りのついたチワワのようにミカエラの足にしがみついて腰を振ったり・・・全然笑えないんですけど。
エジプトの検問所のあれもくだらなすぎる・・・2時間半とただでさえ長いんだからカットしてしまって良いシーンが多かったと思います。
もちろんこういう台本を書いたのには製作者の意図が働いてますね。その意図を推し量るに、「トランスフォーマー」のファンは当然、車(ビークル)好き。この映画で受けを狙いたいタイプの若者の頭の中はクルマとアレで頭が一杯に違いない、だからこういうネタが受けるに違いない、と。
こういう意図が透けて見えて、バカにされてると感じる人は多いと思いますけどねぇ。PowerDVDで再生し終わったあと星をつけようとMovieLiveを見て知ったんですが、ゴールデンラズベリーで最低映画賞他、7部門にノミネートとか。
前作からそうだったといえばそうなんですが・・・。
ちなみに今回はRadeon HD 5750のグラフィックドライバを9.12から10.6に久しぶりにアップデートしてから視聴。デブロッキングなどが改良されたとのことですが、あまり感じなかったですけど。
今回もPowerDVD 9スタンダードでまずTrueTheatre機能を使って見てから、ハードウェアアクセラレーションを試して、結局ハードウェアアクセラレーションで見た方が良いと判断しました。PowerDVD 9を買った意味なし(^^;)確かにTrueTheatre HDを使うとディテールアップするんですがザラつきが気になってしまいます。もしかしたら小さいモニターで見たりフルスクリーンで見なければ粗が目立たないかも知れません。HDの意味が無いですが。それとTrueTheatre使うとやはりしわ寄せのような歪みというかノイズが水平方向に入るのも気になります。
結局、AVIVOでEdge-Enhancementを10、De-Noiseを10、ダイナミックコントラストをONにしてPowerDVD 9でハードウェアアクセラレーション機能を使って見た方が見やすかったわけです。
STAR TREK
2009年公開の新しい「STAR TREK」が公開当時割と良い評判があったのでどれだけ新しいのか期待してみましたが・・・新しい技術で作られてますがやっぱり「STAR TREK」ですねぇ。特にOSTファンが喜びそうなネタが多かったですが、今更何故?・・・という気もします。チェコフのロシア訛りの英語をコンピューターが認識できないとか面白かったですか?
冒頭のUSSケルビンの特攻やドリルへの降下とその上での立ち回りは見応えありましたが、相変わらずの安直な解決策はぬるいですねぇ。子供の頃は最初の「スター・トレック」の再放送も見たり早川SF文庫で読んだりしてました。「新スター・トレック」なんかも好きでしたけど。
とはいえレナード・ニモイが出てるとは知らなかったのでこれは嬉しい驚きでした。事前に情報をあまり仕入れないで見るというのも乙なものですね。
DVDレコーダー 東芝VARDIA RD-S302で見ました。PCで見るより余程綺麗に見られました。知らなかった(^^;)消費電力も低いし・・・何故気がつかなかったんだろ・・・と思ったら音声の問題があったんでした。今はSU-DH1があるからドルビーデジタルだろうがDTSだろうが良好なバーチャルサラウンドで音声を楽しめますが、少し前はPCでリアルサラウンド・ヘッドホンで聞くしかなかったので。
本当にSU-DH1は便利です。
JVC SU-DH1 サラウンドヘッドホン アダプター ブラック
- 出版社/メーカー: JVCケンウッド
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そうそう、英語音声で字幕付きで見たんですが、「緑の血のクズめ」と訳していた部分はとんがり耳に対する揶揄も含んでるのでオリジナルの台詞にある通り「緑の血の」「ゴブリン」とか「小鬼」の方が良かったんじゃないかと思います。