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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

1929年の大恐慌以来の大不況、先行き不安を感じている方も多いでしょうし、今まさに不況の煽りを食らって生活が立ち行かなくなってしまった方もいるでしょう。今年は状況が好転するように心から祈っております。とにかく色々なものと戦いましょう。

しかし・・・またアメリカ発か・・・というのが腹立たしいですね。世界金融の要衝がアメリカだってことだけではすまされません。サブプライムローン問題だっていつの間にか金融商品化が問題だったなんて原因がすりかえられてる気がしますが、そもそも信用度度外視で貸付を行って結果としてバブルを呼んだその仕組み自体が必ず爆発する時限爆弾込みにか思えないわけで、これが誰かの陰謀だったといわれても納得できてしまうくらい明々白々な怪しい仕組み。

破綻の危機で政府に支援を要請しながらなお高額な給与を要求する会社役員とか架空の投資で資金を集め続けた投資コンサルタントとか・・・いい加減にしろよと言いたくなります。

国内に目を転じても不況だと騒がれている最中、野球選手の年棒が何億だ・・・だの下がって何千万で不満です・・・だの、自由主義経済社会のあり方に疑問を感じても当然ですよね。

共産党に人が集まってるとか聞いても分かる話ですが、明らかなマスコミ沙汰にならないだけできっと他の政治結社や暴力団、宗教団体その他怪しい組織にも貧困層中心に人が集まってるはず。そういった組織も結局ピラミッド構造でトップが甘い汁を吸ってるのには違いないんですけどねぇ。

1929年の大恐慌が、イタリアのファシスト党、ドイツのナチス（ドイツ国家社会主義労働者党）が勢力拡大したり世界大戦の直接間接の原因になったことは忘れてはいけないと思います。なりふり構っていられないときというのが誰にも必ずくると思いますがそのときに個々人がどう判断してどんな行動をするするのか？また同じ轍を踏むのか？問われると思います。