昨夜のNHKスペシャル見ました。地デジのおかげで綺麗。こうなるとHVT-T100から直接D4かVGAで大画面に映して見たくなります。
しかしガラパゴスがこんなことになってるとは。子供の頃に少年誌か何かで読んだときには島への上陸は学術目的だけに限定されていて生き物は植物の種子さえも持ち込みも持ち出しも禁止されてる・・・だったような気がするんだけど、今では、というか特に世界遺産第1号になってからは観光客と収入目当ての人間を受け入れて生態系を破壊しまくり。
何年か前に「フィンチの嘴」読んだときに漠然と、ずいぶん島への立ち入りが簡単みたいだなと感じたんだけど・・・今ではそのフィンチも島の中央に作られたゴミ処分場で生ゴミを漁り、その周囲の地域ではハエの寄生や病気で激減してるとか。
そのゴミの中には優雅な遊覧客船から出されるものもあり・・・本気で守る気があるならエクアドル本国政府は一切の観光客や漁船の立ち入りを禁止して、できれば住民も退去させて回復を待つべきだろうに、観光収入を捨てきれずチマチマとした策で焼け石に水の手当てをしているだけ。
世界遺産指定が仇になっているのは明らか。まったく人間は自然に対して最悪の天敵で害獣であるのは間違いなし。
