キリストが人か神か・・・子孫がいるかいないか？ってこの作品が追う謎については・・・キリスト教徒ではないので、キリストは人に決まってるでしょ？子孫がいてもいいじゃん？で終わりですが、イアン・マッケランが演じる研究家によるダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の謎の解説の仕方がスマートだったので、なかなか楽しめたとしておきましょう。
棺の場所を最後に暗示する終わり方は、ありがちでちょっとがっかりしました。またレンブラントを意識したのか、暗い画面が必要以上に多いのはやや不快の域にまで達しましたが・・・デジタルで処理しているのか黒の抜けが非常に良かったです。
ニュートンは比較的最近、錬金術の研究にも精を出していたことが明らかにされて歴史ミステリーの題材として好まれています。「エスカフローネ」にまで出てくるし。
大学時代、西洋哲学史の講座でたまたまラッセルのニュートン研究が１期まるごとあてられて「ラッセルの「プリンキピア・マスマティカ」とニュートンの「プリンキピア」を読め」が担当教授の口癖でしたが・・・ごめんなさい、まだ読んでません(^^;)
