これまで従来の３つ穴式ドリッパーとメリタのアロマジック・ペーパーフィルターの組み合わせでコーヒーを淹れてましたが、２年ほど使い続けているドリッパーの汚れが気になってきたので西友で物色したら「ハリオ V60透過ドリッパー」という見慣れない型のドリッパーと専用ペーパーフィルターを見つけ、好奇心から買ってきました。
うちでは生豆を通販で半年分くらいを一度に購入して電気式ロースターで自家焙煎しているんですが、シルバースキンが残ってしまうことが多いです。クロップの選別も適当なんで、抽出に時間をかけると渋味、エグ味が出てしまいます。なので抽出の最後は適度に切り上げていました。
この「ハリオ V60透過ドリッパー」というのはドリッパーの方が底が抜けていてフィルターの方もチャックが側面にしかない尖った円錐形なので注いだお湯が滞留しない構造になっています。ドリッパーの内壁にはライフリングのような「らせん状」の溝ができていて注いだお湯が「らせん状」に素早く流れ落ちる設計になっているようです。
抽出の仕方はまず普通に３０秒蒸らしてからお湯を「らせん状」に注ぎ（普通に「の」の字でＯＫ）、人数分に関わらず「３分間」抽出に時間をかけます。
で、飲んでみると・・・香りとコクが昨日までのより強めに感じます。でいて渋味は思ったより少ない。佳い豆を使えばもっとスキッと濁りが少なくてなおかつコーヒーの旨味、香りを楽しめるんではないかと思います。
これまで状態の悪い豆を取り除く時間をかけても抽出でどうせエグ味が出てしまうからとおざなりにしていましたが、次からはちゃんとやろうかと思います。
