Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

機動戦士ガンダム MSイグルー 1年戦争秘録 1、2


http://posren.livedoor.com/a/advanced_ww2006/detail-44720.html
http://posren.livedoor.com/a/advanced_ww2006/detail-44721.html


全然期待していなかったせいか、なかなか良いと思えました。特にジオンの軍服の質感。アニメじゃ黄色の金モールやら刺繍の部分がリアルでした。


また、第2話のモビルタンクの戦闘シーンは非常に良かったですねぇ。もしかして悪役の連邦軍の部隊はドリキャスのゲームに出てきたあれですかねぇ。何でしたっけ、ホワイト・ディンゴ?声がまるっきりギロロでしたが。


あのゲーム、何年か前に知り合いに貸したら返ってきやしない。なんというか昔から知り合いに搾取されやすいというか、貸したものが返ってきません。やれやれ、これも己の不徳の致すところというものでしょうか。もう連絡つける気も無いけど。


と言いつつ自分も借りたままもらっちゃった・・・みたいなものが幾つかあることに気が付きました(^^;)ちぇっ、お互い様か。


「コロニーの落ちた地で」を中古でも買おうかなとちょっとオークションのぞいてみたら半年前くらいは500円程度でたくさんあったのに値上がりしてますね。数も無いし。


例のPSE騒動の時、ドリキャスがショップで取り扱いできなくなるとして物欲を刺激された輩に買われてしまったんでしょうか。日本人は限定品に弱いからなぁ。いま的なネタで言うならガンショップ ファーストのカスタム関係ですかねぇ。ショップ経由ではなくて個人の取引なら足が付きにくいとか考えて今のうちに個人から入手して秘匿しようという考えでしょうか。


それはさておき、これはちょっとどうかなと思ったのは戦艦同士の撃ち合いシーンのあまりの機動性の良さ。そりゃ宇宙空間は無重力ですけど、物の重さ自体と慣性というものは無くなるわけではないので、重いものを動かそうとしたとき、静止させようとしたとき、力が働くわけで、サラミスとかムサイとか宇宙戦艦のように巨大で質量のある構造体をあんな風に動かすのには四方八方ロケット・エンジンだらけにしなければならないだろうし、ねじれてバラバラになるはず。


あれは絶対おかしいし、戦艦らしく無い。ファースト・ガンダムのように重々しく動かして欲しいものです。


ビーム砲を撃つときの派手な砲煙?帯電した重金属粒子の拡散?は、まぁ、見た目が楽しいから許せます(^^;)


女性士官に関わる演出では1話の登場シーンとか2話での戦車乗りと旧知の関係であることを示す止め絵で見せるシーンはちょっと臭すぎ。セルアニメの手法をそのまま使っただけなんでしょうがCGの質感が半端にリアルなせいで違和感を増大させてしまった感じがします。あそこは実写作品に準じてせいぜいスローモーションにすべきでした。完成したクリップを見ても直そうと思わなかった監督のセンスにちょっと疑問符。


セリフ全般に関しては艦長の「うちのヨークシャ・テリアに似ている」が気に入りましたし、それほど悪く感じなかったんですけどね。表情の演出もなかなか凝っていたし。ゲームで言うと「サイレント・ヒル」シリーズのようなちょっとホラーっぽいCGIですけどね。


あとタイトルの「1年戦争秘録」は内容を予想しやすいタイトルではあるけれど、ちょっと臭いですねぇ。ミリタリ・オタクの小・中学生レベルのセンスかと。もしかしてコロコロ・コミックとかから出た企画でしょうか。監督やメカデザインなど良いスタッフを揃えているんですけど。各回のサブタイトルもちょっと臭いなぁ「遠吠えは落日に染まった」・・・なんか「プッ」という感じなんですが。