フランク・キャプラ 第二次世界大戦 戦争の序曲 Vol.1 [DVD]
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Disc 5の独ソ戦まで見ましたが、このフィルムは対独抗戦のソ連の機嫌をとるためのヨイショ物で不快なほど。
Disc 3の英仏連合軍の敗退ではフランスとド・ゴールに対する気遣いもありましたが、それの比じゃなかったです。このフィルムはアメリカの参戦を国民に納得してもらう役割もあったので、当時のタブー、「共産党」や「共産」「社会主義」という単語は一切無し。国民が拒否反応を起すといけないですしね。
そういえば、ド・ゴールについてはフランスが降服したときにイギリスの情報部が亡命に手を貸してチャーチルに引き合わせたものの、チャーチルはド・ゴールの名も知らず、陰では「こんな無名の将軍を連れてきてどうする?対独戦のためにフランスの残存勢力を糾合するには知名度がすべてなのだ」と毒づいたそうで。
実際、ド・ゴールはマジノ線に固執する守り一辺倒のフランス軍のムードに異色の機甲部隊創設を提言したり、フランス内部に突進してくるドイツ軍に側面からちょっとつついて捕虜を数名?得た程度の成功しか無かったですからねぇ。