Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

宇宙戦争


トム・クルーズスピルバーグの「宇宙戦争」極秘体制で作られたらしいですが、必死で守ろうとした秘密とは・・・実は侵略者であるエイリアンがNOVAの「異文化コミュニケーションは熱意や!」と説く宇宙人にそっくりなことだった(^^;)


というのは冗談ですが、似てます。どちらかといえば面白かったんですが、廃屋(主人公たちが潜む)でエイリアンが3体、額を寄せ集めて写真を回し見るシーンはいただけないです。もちろん滑稽に見せる意図があったと思いますが表情がありすぎて、逆にサル並の知性しか感じませんでした。


さて、どうしても比べてしまうのはジョージ・パルの「宇宙戦争」とローランド・エメリッヒ「インディペンデンス・デイ」。エイリアンのデザインではジョージ・パルの「宇宙戦争」の方が好きで、ドンパチ(戦闘)シーンではローランド・エメリッヒ「インディペンデンス・デイ」の方が好きかも。


主人公が科学者でも軍人でもない逃げ惑う一市民で、その主観で描くことに徹しているのでドンパチ(戦闘)シーンの多くが間接的なものだったのがちょっと物足りないです。州軍の一斉攻撃はケーブル局か何かの独自取材の映像を車載のビデオでちらっと見せられただけ、大阪で何体かやっつけたというのは伝聞に過ぎず・・・もちろん、ドンパチ(戦闘)シーンが無いわけではないですが一番大規模なものと思われる戦闘は、逃げる主人公の背後、丘の向こうで行われるのではっきり見えないし。


もしかして最近ありがちな仕掛けで、その辺の具体的な絵は完全版DVDに収録されたりして・・・?


劇場公開版でのドンパチ(戦闘)シーンの見せ場は、F-16?F-18Aかも?のミサイル攻撃、ラストでシールドの消えたウェルズ・マシーンをジャベリン・ミサイルで倒すところでしょうか。一番迫力があったのは、序盤、地面の下から現れたウェルズ・マシーンが逃げる群衆を熱線?で灰にしながら追い掛け回すシーンでしょうか。


侵略兵器が地面の下から現れるというシチュエーションはストーリー全体にとって必要不可欠な要素ではなくて単なる奇抜なアイデアということだけだし。


これ、スピルバーグの映画としては賛否両論分かれそうな予感がします。ただ、私は好きかも?微妙に疑問形ですが(^^;)


それと・・・男たるもの40歳を過ぎても全力疾走できないといかんなぁとトム・クルーズが走る姿を見て思いました。