Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

LIBRIeツール公開


http://www.sony.jp/products/Consumer/LIBRIE/


さっきまで知りませんでしたが、11/1、SONYLIBRIeのページに「大きな」動きがありました。まず、購入者特典。キャンペーン期間中にリブリエ LIBRIe EBR-1000EPを購入すると、文学100作品と各種ツール類が収録されたCDをもらえます。


コンテンツに飢えたリブリエ・ユーザーとしては、その100作品CDがうらやましくて妬ましかったのですが・・・ツールに関してはカスタマー登録したユーザーはダウンロード可能です。で、そのツールを使ってみたところ・・・パラダイス!


ツール類というのは、4種類あってどれも変換ツールでした。そう、夢にまで見たリブリエで読める形式への変換ツール。


・「NewsPaper for LIBRIe」 asahi.com他、RSS/RDFを公開しているサイトの情報をLIBRIe for Windowsおよびリブリエ LIBRIe EBR-1000EPに取り込める。


・「Toolbar for LIBRIe」 WEBページをワンクリックで取り込める。


・「MyClip for LIBRIe」 WEBページからメモしたいテキスト部分をドラッグ&ドロップで取り込める。


・「Printer for LIBRIe」 PC上のデータ((Word、Excel、パワーポイント、PDFなど)を取り込める。


実際に、「Toolbar for LIBRIe」、「MyClip for LIBRIe」、「Printer for LIBRIe」を使ってみましたが・・・これって要するに何でもリブリエに取り込めるってことではないかと・・・。


「Toolbar for LIBRIe」で青空文庫XHTMLでデータが用意されているもの、例えば泉鏡花の「草迷宮http://www.aozora.gr.jp/cards/000050/files/3586_12103.html を取り込んでみると・・・ルビ付きで、リブリエ LIBRIe EBR-1000EPの綺麗なフォントで読める!素晴らし過ぎます!


同じ「草迷宮」のテキスト形式や他のHTML形式の作品の方は残念ながら、青空文庫形式のルビ規則に沿って変換してくれないのでルビにならず《》や()で囲まれて表示されます。


でも、これでようやくリブリエも使えるようになったと言えるでしょう。


MyClip for LIBRIe」は、WEB上のテキスト・データだけでなく、エディタを含めてコピーしたテキストをペーストして変換できるので、コピー可能なテキストは片っ端からコピー&ペーストしてリブリエ形式のスクラップ・ブックを作れます。


さらに「Printer for LIBRIe」でPDFファイルを取り込んでみると・・・リブリエ LIBRIe EBR-1000EPをプリンタのように使うというだけあってグラフィックも変換される!モノクロだし拡大縮小できないけど・・・


PDFの1ページがそのままリブリエの1画面になるので、例えばスキャンしたコミックのページを余白なしでPDF化すれば・・・何やらウハウハな予感が・・・


ということで、リブリエが面白くなってきました。