「DOUBLE BELL Lee-Enfield No.1 MkIII* 排莢式エアコッキング エアガン リアルウッド スリングセット No.106」
リー・エンフィールドですねぇ。Double BellのKar98kのカートリッジが使えてリアルウッドでスリングベルト付きで、34999円だったので他のショップと比べて安い!と思ったので、つい注文してしまったんですが・・・
Youtubeで見たら、色々問題があるようで一時はキャンセルを考えました。
youtu.be
ほぼ、こちらの動画にある通り。
うちに届いたものもストックの仕上げが悪い、ガサガサだし、深いダメージはないけど控えめに言ってもキレイではない。はっきり言って汚い。バットプレートの境目にちょっと欠けた部分が。
第一印象は“廃銃”(^^;)
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良い方に解釈すれば、状態が中程度の骨董品。ほんと古い実銃から流用したのかと思えるくらい。もしそうなら逆に価値を感じてしまうかも(^^;)このガサガサ感は、中学校だったか清掃の時間に使った、古いモップの柄を思い出します。
いや、古い木造校舎の床と言うべきか(^^;)
ただ、「World of Guns」のCGモデルの方がストックの状態は悪い(^^;)共にダメージ加工と思えばいいのかも。
他に問題点の一つとしてディテールの再現度が中途半端らしいです。YanHuの中華製排莢式ナーフトイガンとディテールがそっくりということで。私はそれほどヒストリカルな資料として期待はしていないので、モデルの特定ができないようなチャンポンな特徴でも気にしないですが。先端のNosecapと呼ばれる部分の穴が開いていなかったり、ネジがダミーだったりとかが問題のようです。他にネジ穴の数や位置、バットプレートの色、コッキングピースの形状とか?
あと動作に関しては給弾不良や排莢に問題がある個体もあるとか・・・
個人的に厄介だなと思ったのは、4.5kg?という重量とストックの状態でしょうか。長くて重いにもほどがある(^^;)扱いきれるか不安になったんでキャンセルも考えました。
が、今日受け取りました。箱デカイ(^^;)中身はスリングベルトを付けられた本体、金属製カートリッジx6個、弾速証明書。クリーニングロッドは無いみたいでした。念の為に箱をバラしてみたけどありませんでした。
実際に届いたものを見ると、確かにストックの表面がガサガサ。ボルトの一部にサビも浮いてました。ボルトを外してグリスを塗りながら綿棒で拭ったら取れました。表面的なものだったようで助かりました。
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ボルトの作りはYanHuの他の排莢式ライフルと大同小異でKar98Kっぽい。Lee-Enfield No.1 MkIIIの実銃のとはかなり違う。実銃のEjectorってただのネジ?w
コッキングピースもただ末端部が形として付いているだけ。ダミーのファイヤリングピンが見えるわけでもないし。
ボルト、銃口を上にしてると落ちやすい(ボルトを後ろに引いた状態になる)のでロッキングボルト(Locking Bolt)で固定しておく方がいいかもですね。ロッキングボルトは前から真上より少し後ろまでの60°くらい動きます。ロッキングボルトのレバーを後ろに引くとトリガーも引けなくなるのでセーフティーの役割。
まずマガジン装着したまま上からカートリッジを装填しましたけど、この場合はカートリッジの装填排莢は問題なかったです。たまたまかもしれませんが、最初の6発は全弾スムーズに装填排莢されました。
マガジンの脱着も問題ありませんでした。マガジン外さず上から装填?装弾?していれば問題なさそうかな?
でも、撃ってる途中で(残り3発くらい)ボルトがリムにかからず空振りしたことあります。こういうのは、他の排莢式トイガンでもときどきありますけど。必ず起きるわけではないのでこの個体のマガジンはまだマシなのかも?
マガジンを外して装填して給弾してみましたが、カートリッジが途中でつかえて上がってこないことありました。マガジンの中でのカートリッジの前後の位置が最適でないと給弾不良になりがちというのも上記動画の通りですね。
上から装填する場合も、装填している最中に前後を気にしないと押し込めなくなることがあります。そこで何とか揃えるとあとの装填排莢がスムーズになるような感じ。
なお、YahHu Kar98Kの樹脂製クリップは使えませんでした。
カートリッジのリム、あっという間に傷だらけ、というか使う前から傷が・・・。そのうち真鍮製の高いのを買うことになるかも。
スリングベルトは良い感じ。市販のものはリングに通らないものもあるとか。 ベルトの幅は約31mmでした。
ストックどうしようかな・・・「Tru Oil」高いけど、これでオイル仕上げに初挑戦してみる?
4m先のペーパーターゲットにSIIS 0.20g プラBB弾。膝立撃ち。
4mでの集弾性はまぁまぁです。ガンレストなどで依託射撃すればもっと良くなるかも。この結果は、若干左上によってますけど、そのあとど真ん中に当たることもあったのでお座敷シューティングではアイアンサイトで何とかなりそう。
SIIS 0.20g プラBB弾5発で初速測定。弾速証明書によればだいたい85m/sでしたが・・・
SIIS 0.20g プラBB弾 74.1-83.7m/s、平均77.76m/s(内訳:76.9,74.1,83.7,78.3,75.8) 室温:約16℃
ストックですが、オイル仕上げの作業はやるとしても風呂場ですることになりそうなので寒い間はやめておくことにして・・・とりあえずボロ布で汚れ落としも兼ねてゴシゴシ擦ることにしました。
全体を擦ったあとで「蜜蝋クリーム」を塗って磨いてみようと思います。昔、蜜蝋ワックスを刻みたばこのパイプ用に買ったんでそれもどこかに残ってるかもしれない。まだ使えるかどうかわからないけど。
多分、綿?のウエスとしてAmazonで買った布(敷布団カバーの端切れみたいな)に最初少量水を含ませて拭いてから、乾いた同じ布で擦ってます。分解せずに擦ってます。
少なくとも手触りとしてのガサガサ感はほぼ無くなって見た目にもツヤが出てきました。部分的に粗い手触りのパーツが残ってますけど、WAVEの「ヤスリスティック フィニッシュ」使ってみようかな。
ストックがガサガサだったのは表面の汚れのせいもあったみたい。
これに蜜蝋クリームを使ったら、現状維持できるんじゃないかな・・・なんて思ってます。空気の乾燥がひどいんで。