20230326
「WICK WINCHESTER M1894 TACTICS」(危克(玩具) 温彻斯特 M1894 戦術版)
[asin:B0B776H5TG:detail]
子供の頃、ジョン・ウェィンの西部劇をよく見ていたせいかウィンチェスターのレバーアクションライフルのトイガンを見たら欲しくなってしまって・・・でも、西部劇で見るようなM1894の木目調は臥龍商店などで送料別で1万5千円くらいするんですが、この「WICK ウィンチェスターM1894タクティクス」はAmazonで送料込1万円でした。
出品者はHeiShou(Voisky)。3/16注文して3/24に届きました。結構早かったですね。透明なラップでぐるぐる巻き。茶色いダンボールの中に黒い化粧箱が入ってました。
レシーバー部分がブラッククリアで・・・中の機構が見えるのが良し悪しで。やっぱりクリアパーツだとオモチャっぽいんですが、仕組みがよく分かるし不具合があれば分かりやすいだろうと思います。
ストックとバレル、ハンドガードなどタクティカルな部分は不透明なブラック。全体的にはモダンでカッコいいもの・・・のはず。
しかし、組み立ての段階でレシーバー、説明書では「Gearbox」と呼ばれている部分のストックを長いボルトで止める基部の部分にナットが入って無くて止められませんでしたorz
これもレシーバー部分がクリアパーツで出来ているのですぐ分かりました。
錘とか入れずに接着剤で固定できないこともないかなと思ったんですが、それは客側が我慢することではないだろう・・・と。
確か、長ものの中華製トイガンでここにナットか何かをゴムハンマーで叩き込む加工などが必要なものがあったという動画を見た記憶があります。箱の中にはそういう部品は入ってなかったので不具合には違いないでしょう。
このレシーバー(Gearbox)の素材はナイロンでは無くてABSのようですし、叩き込むんじゃなくて分解が必要なのでは?
Youtubeには分解されてる方の動画もありますが、誰でも真似できることじゃないですし。
youtu.be
で、出品者に連絡して・・・やり取りがあって・・・返品&交換ということになりました。返品はこちらから返送する際には送料を負担することになりましたが、Amazon上で一部返金という形で返金されるので実質返送は無料でした。
交換品の手配はもうされたと思います。
返送前に試した感じなんですが、排莢アクションは個人的には一番気に入りました。レバーアクションでレシーバー上部がスライドしてカートリッジが真上ややや後ろに排莢される・・・。
ただ、カートリッジの装填はやりにくかったです。 ひっかかるし4発程度でスプリングの反発が強くてすごく入れにくい。しっかり押し込まないと戻ってきてローディングゲート?と言っていいのかな、蓋が内部から押されて外側に出ちゃったこと何度もありました。幸いパーツが破損したりはしなかったですけど・・・結構、無理な作りしてる感じが。
レバーは金属っぽかったです。この辺はいいと思いました。
問題はタクティカルなハンドガードの方に内蔵されているシェルチューブ。これレシーバー(Gearbox)にはめるとハンドガードの方から抜けてくることが多いんですけど、ナイロン製で上下分割嵌め合わせのチューブで上下が接着されてないから境目でずれるんですよ。
この境目のせいで装填時にカートリッジが引っかかるんじゃないかと思います。これは・・・交換品が届いたら何とかしないと。
「SG-M870?」みたいな境目のない一本物のチューブには出来なかったんでしょうか。
ちなみにカートリッジは「WICK MARK-VI」と同じものでした。「WICK MARK-VI」用の金属製カートリッジも使えました。
このレバーアクションのウインチェスタータイプのトイガン、買う人は不具合と戦う覚悟が必要じゃないかなと思いました。
それとVosikyさん、Youtubeの動画ではおなじみの名前なんですけど・・・意外とこちらの言う事がすんなり通じなくて・・・ChatGPTとかで英語か中国語に翻訳して対話するといいかもしれないですね。
誠意は感じるんで、言葉がスムーズに通じるといいなと思いました。
他のお客さんたちはどうしてるんだろうな・・・日本語のみで意思疎通を図るには相応の忍耐が必要だと思いましたよ。普通の中華系の業者さんという感じでした。
20230330
交換品が届きました。今度はナットが入っているのでストックをボルトで固定できました。
メーカー(ブランド)は「WICK」(危克(発音はweike?だからWICK?))
バレルは前回同様しばらくネジで固定せずに使ってみます。気になってることがあるので(^^;)一度付属のトルクスドライバーで途中まで締めたけど異常に固くなったので緩めようとしたんですが、付属のドライバーでは回せませんでした。
ヘックスローブレンチ(T9)で緩めて外しました。
バレルは作りの異なる樹脂製パイプが2つ繋がっていて、レシーバーと接続する側は内部の表面がかなり荒くて螺旋に削ったあと?もしくは浅いライフリングが施されています。直径は約12mm。
このライフリングみたいなものは必要があって削ったんでしょうか?ささくれて削りカスも付いてたし。ネジ穴みたいな穴も上下左右にあります。
これは交換で届いた方の写真ですが、不良品として返品した方も同じ状態でした。
ライフリング自体は面白い試みだと思うんですけど、ガサガサにささくれていては逆効果だと思うんですよね。この部分をもっとスムーズなパイプに替えたら実射性能変わるのか試してみたいですね。
マズルに近い方はサイレンサー?で広くスムーズで直径約14mm。
2つが繋がる部分でマズルに近いほうが動いてしまうのでバレルが曲がりがちなのも問題。
サイレンサーは「SilecerCo」の「OSPREY-9」という実銃用サイレンサーがモデルのようですが、基部がウィンチェスターM1894のバレルに装着した形状で一体成型されてるので外せませんでした。残念(^^;)
それとハンドガードまでの長さで使えないかと思っったんですが、マガジンチューブのスプリングの先端がサイレンサーの下のチューブに入り込んでいるので無理でした。サイレンサーの先端は基部と接着されているのかネジ等見当たらず外せそうにありませんでした。
全体的にカッコイイんですけど、サイレンサーの先端が長すぎませんか?個人的にはサイレンサーの基部、斜めのセレーション?が入ってる部分まででいい気がしてます(^^;)
↓
偶発事故でレシーバーに近い方のバレルが抜けてしまいました。長さ195mm、端から50mmのところから54mmのところまで直径4mmの穴が上下左右にあります。外径約13.8mm、内径約12mm。
これ・・・外径14mm、内径12mmのパイプで置き換えられないかな?
組み込み直してみたけど、端から50mmのところの穴、これ何の役をしてるのか分かりません。テープで塞いでみようかなw
↓
弄る前に、初速測定。付属の直径7mmマイクロダーツ?は、36以上は怪しいので無視するとして、25-33m/sくらいではないかと。
樹脂製カートリッジですが、後ろのパッキンが出すぎているときは抜き取って裏返して付け直すといいかも知れません。
うちの個体の問題かも知れませんが、直径10mmのショートダーツはカートリッジから出なかったり半分出て詰まったりで散々なので使わないことにしました(^^;)マイクロダーツ専用ブラスターw
念のためにマイクロダーツは3発ずつ装填して順調に発射できたので、同様にショートダーツを3発装填で撃ったら2発目でカートリッジからでかかったショートダーツがバレルに詰まってカートリッジが排莢できなくなり白いシリコンのパッキンに変な風にめり込んでしまいバレルを外すしかありませんでした。
直径10mm怖い(^^;)カートリッジの排莢だけならいいんですが、ちょっとショートダーツがキツイみたい。もしかしたら金属製のカートリッジなら大丈夫かもしれない?
ちゃんと発射できたときの初速は18m/sくらいでした。
つづき:20230331
バレルのライフリングのような削り跡ですが、長物の中華製トイガンでマイクロダーツしか撃てないものがあることから推測すると・・・このバレルも本来直径7mmのマイクロダーツしか撃てない別の製品向けに作られた内径が狭いパーツ(多分内径10mm)だったものを10mmのショートダーツを撃てるように内径12mmにするため中をくり抜いたものじゃないか?と思われます。内径10mmでは直径10mmのスポンジダーツはひっかかって詰まるので。
くり抜いたときの切削痕がライフリングのように螺旋になっているだけ。
謎の4mmの穴も別の製品では必要だった穴なのでは?いや、もしかすると、この穴がないと10mmのショートダーツはうまく発射されないのかも。無理やり内径10mmにしてみたものの、やはり通りにくく・・・しかも元はマイクロダーツ発射用の空気圧しか出せないシリンダーで・・・
切削痕を研磨すればもしかしたら解決するかもしれないけれどその手間がコストに見合わないので・・・苦肉の策でバレル内の空気を途中で抜けるようにすることによってショートダーツが通り抜けるさいに押しのけるバレル内の空気圧を下げる・・・とか。
だから・・・このバレルで10mmのショートダーツを撃つのは無理があるのでは?このバレルは少なくとも内壁を滑らかにする研磨が必要だし、できれば内径12mm、外径13-14mm(多分13.6mmが適正)の内壁が滑らかなものに交換するべきだと思います。そのうえ、4mmの穴も空けておく必要があるかもしれない。
カーボンファイバーのチューブを使ってみたいけど、高いなぁ・・・
あるいは・・・ただパイプの内側を削るために必要な穴だったのかもしれない(^^;)ここに棒を突っ込んでバレルを固定してドリルを回したのでは?本来、この穴の空いてる部分までの50mmはくり抜き作業のための切り捨て部分であってカットされる予定だったのでは?
結局、マイクロダーツのみ使用するのが良さそうですけどね。
この推測に至る前に、金属製のカートリッジに直径10mmのショートダーツを入れて試していたんですが、勢いよくレバーを動かしてカートリッジをチャンバーに送り込もうとしたら、エレベーター?からずれてリムがノズルが付いている可動パーツとローディングゲートの蓋パーツ内側の突起の間に挟まって、給弾もできないマガジンチューブにも戻せない、ローディングゲートの蓋は外側に開いてしまって動かせないという状態になりました(^^;)
レバーを動かしてできる下の隙間からドライバーで・・・とか色々やってみたんですが、一時はレシーバーの分解も覚悟しました。バレルを外してマガジンチューブの口からドライバーでつついてカートリッジを動かしながらローディングゲートの蓋も外側に引張り・・・などしてやっと取り出せました。
これ、予想はしてたけど・・・難物ですなぁ(^^;)
ただ、マイクロダーツ専用となると「UDL2011コンバットマスター」用に試作してきた互換弾を活かせますw
外径7mmのプラパイプには可能性を感じているので(何の可能性?(^^;))、肉薄のプラパイプを試してみようと買ってあります。
それとマイクロダーツ専用にするとして外径12mm、内径約10mmでよければステンレスのタピオカ用ストローが合いそうです。これを元のバレル内側に入れてみようw
これ「WICK MARK-VI」のインナーバレルに使えないかとパイプを色々物色したときに買っておいたんですよね。3本で700円しないので安いです。↓
ノズル?というのかカートリッジの後端パッキンに一番接近してシリンダーから放出されたエアを噴射する部分ですけど、7mmマイクロダーツ用カートリッジのパッキンにどう密着するのか、パッキンより口径小さいからもしかしてパッキンより前にノズルが突き出すのか?と思ってパッキンを白のマーカーで塗ってみて上から押し込んで空撃ちしてみたんですが・・・パッキンには全然触れてない様子。
ノズル側にグリスを塗ってから同じことしてみたんですけどノズルはカートリッジには密着しないみたい?よくこれで弾を飛ばすことができてる・・・?
↓
ステンレスのタピオカ用ストロー、バレル内に入れることが出来ました。結構きつかったんでシールテープとか使ってません。バレルより長めにしてレシーバー側かサイレンサー側に差し込めないかと思ったんですがどちらもぶつかるので結局バレルと同じ195mmでカットするしかありませんでした。
マイクロダーツ、7mmプラパイプを使ったものはカートリッジに対してキツすぎて発射できない場合が多くてダメでした。残念。
ナイロンスペーサーを使ったものは、先込めでカートリッジの奥まで押し込んで問題なく使えました。
ウレタンフォーム・スポンジがついている普通のマイクロダーツも問題ありませんでした。
初速は、結局、先端が白くて固い付属のマイクロダーツが一番高い感じでした。
40以上とかは怪しいのでやっぱり25-33m/sくらいかな。タピオカストローの影響は・・・良くも悪くも無いみたいです。
しかし、カートリッジの装填が痛い・・・テストで何発も装填したから親指死にそうなくらい痛い・・・当分使いたくない(^^;)
どうしてこんなに硬くてキツイのかなぁ・・・何発も装填すればスプリングが重く固くなるのはわかりますが、一発目から固い、キツイ(^^;)マガジンチューブのスプリングのせいじゃないんですよねぇ。
つづき:20230404
樹脂製カートリッジと金属製カートリッジ、ひとつずつで装填・排莢を繰り返していたら、チャンバーに一発カートリッジがあってトリガーを引いて発射済みのタイミングがいちばん装填がスムーズで抵抗が少ないという印象を受けました。
もしかして、それはレバーアクションライフルの常識?最後の弾を撃ち終わって排莢する直前に装填するのが作法というか常識?
それとも、この製品のメカニズム的な癖?
まだ良く分かりません。
↓
どうも、カートリッジを挿入するときに装填口?ローディングゲート?の蓋の裏側の突起が、レバーで連動するイジェクションポートカバー?とつながっているパーツに当たるみたいでレバーが完全に閉じているとこのイジェクションポートカバー?とつながっているパーツが固定されていてカートリッジを挿入するときに蓋の裏の突起がぶつかって開き方が制限されて装填時の大きな抵抗になっているみたい。キツキツ。
レバーをちょっと下げてフリーにしてやるとイジェクションポートカバー?とつながっているパーツ(名称分からん(^^;)あとで「World of Guns」で見ておきます)も動きやすくなるので、カートリッジを挿入するときにローディングゲート?の蓋の裏側の突起がこれを押しのけることができるので装填しやすくなる、と。
私の個体だけかもしれないけど、レバーをちょっと下げてフリーにしてやるとレシーバー内部の各部パーツが動きやすくなって装填が楽になる場合があるかも知れません。これももしかしてこの銃の常識だったりするのかな?レバーの固定が安全装置になっているというのはありそう。そもそもレバーの当たる部分のポッチは何?ダミーのハンマーの後ろにある安全装置っぽいスライドスイッチはダミー?
詳しいマニュアルが無いからよく分からないことだらけ(^^;)
レバーが当たるポッチ、トリガー・セフティー?でした。ポッチ押した状態でないとトリガー引けないのか・・・本当に「World of Guns」で見ておかないと・・・でもあのソフト、RyzenのPCの方でないとまともに動かないんじゃないかな・・・
↓
「Steam」本体と「World of Guns」インストール、意外とまともに動かせました。このミニPCは結構使える(^^;)
で、装填口が似ている「Winchester M1874」分解組み立てしてみたけど、トイガンは内部が全然違いました。特に一番気になっていたカートリッジ装填部分は実銃では蓋とバネじゃなくて「Cover spring」として一体成型の板バネでした。
「Winchester M1894」が無いので「Winchester M1895」で見るとカートリッジを持ち上げて水平に傾きを直すパーツは「magazine follower」としてマガジンの方にありました。マガジンフォロワーとキャリアレバー。
youtu.be
このビデオ見ても、実銃はカートリッジを装填するのにローディングゲートに指を突っ込む必要なんか無いわけですよwここはもう少し何とかならんかなぁ・・・チャキチャキっと入れたいw
5発。うちのは5発装填が限界です。頭が白くて円柱形の付属の直径7mmマイクロダーツの初速は金属製互換カートリッジの前からツライチで弾込めした場合が14-18m/s付近。後ろから弾込めした場合は26-30m/s付近。
頭が赤くて砲弾型の汎用の直径7mmマイクロダーツの初速は21-25m/s付近。
2.5mだとどこに飛ぶか分からず・・・ですが、「UDL2011コンバットマスター」で撃つよりはずっと勢いよく飛びます。自動起き上がりのターゲットには動かなくても狙って当てることは難しく・・・ターゲットボックス内のHITSくんに向けて撃つことにします。
白頭の硬い円柱形マイクロダーツ、どこかで入手できないですかね。直進性は分かりませんが手製の試作弾より初速が出る。自動起き上がりのターゲットも当たれば倒せたし。
↓
エレベーター?キャリア?が持ち上がらない程度にレバーを動かして、開いたイジェクションポートから覗いてみるとよく分かるんですが、ローディングゲートの蓋の裏の突起と板バネを止めているビスの出っ張りが内部のパーツにぶつからなければ蓋はもっと奥に開きそうなんだけどなぁ。
まずそれでカートリッジの装填が一段階楽になると思いますが、チューブマガジン?入り口で引っかかりやすいです。
引っかかった場合はレバーを戻して(閉じて)やると、イジェクションポートカバー?ブリーチボルト?の一部がカートリッジの後ろをチューブマガジン側に押してくれてカートリッジの向きも良くなります。
蓋を押し込んでみて、カートリッジの後ろに引っかかりながらもうまく押し開けることが出来たら、追加でカートリッジを押し込んで・・・5発まではレバーを開いたり閉じたりしながら装填できるんですがチューブマガジンには5発が限界。一発チャンバーに送り込めばもう一発何とか装填できますけど・・・
カートリッジをキャリアでチャンバーに送り込んだあと、マガジンチューブからカートリッジがはみ出してきてキャリアを下ろすことが出来ないことがあります。下の隙間からクリーニングロッドでカートリッジを押し込んだりして解決できることもあります。
給弾、排莢の不具合は多いですね。それでも、マイクロダーツを2.5m飛ばすことが出来てターゲットボックスの入り口16x16cmを通り抜けてHITSくんに当たるのは大したものだし、3点圏内にも結構入るんですよね。
マイクロダーツ用ブラスターとしてはいいものだと思います。
バレルにシールテープ巻いてみました。
中国製?の安いシールテープを5巻セットで買ったんですがSK11とかのと違って表面が滑らかじゃないです。まるで使用済みみたい(^^;)
ですが、指にまとわりつかないで意外と使いやすい(^^;)贅沢に手前から広めにギチギチに巻きました。初速は気持ち上がったかな?下がりはしなかったので良かったです。
上の写真にカートリッジ装填時にカートリッジとローディングゲートの蓋がぶつかるパーツが写ってます。ひとつはシルバーの塗装がかなり剥げてきてるのが分かります。
20240212
久しぶりに組み立てて遊んでみたら、金属製カートリッジは問題なく排莢できました。樹脂製は・・・できたりできなかったり。エキストラクターの爪がかかるリムが削れて変形してるのかも知れません。
カートリッジのパッキンにしっかりはまるマイクロダーツを7個選んで装填して初速測定
7mmΦマイクロダーツ(赤弾頭) 23.9-26.4m/s、最高と最低を除いた5発の平均は25.18m/s
マイクロダーツにしては良い初速だと思います。
あらためて使ってみたら、金属薬莢でも問題なく排莢できます。逆に樹脂製薬莢はチューブマガジンに押し込む際に先端の縁に傷が付いてる気がします。
同じマイクロダーツ弾頭部分が赤いEVAの柔らかいものでも、2本のネジで止めているバレルを外してストックと機関部だけで撃つと30m/s近く出ます。バレルのせいで初速落ちるみたい。
かといって、バレルとチューブマガジンは一体なのでこれを外すと一発撃つごとに弾込めしなければならないので・・・
そこで、インナーバレルとして挿入していた外径:12mm、内径:11mmのステンレスのパイプは抜いてバレルを装着しました。残念だけど、このインナーバレルは良くも悪くも影響はなかったみたいです。でもこれに外径:10mm、内径:8mmのアルミパイプを挿入して試してみたいと思ってます。まだ、インナーバレルを細くして試す価値はあるはず(^^;)
何に付属していたか忘れましたが、弾頭部分が白くて固いマイクロダーツがあります。これはバレルを装着したままでも30m/s近く初速が出ました。もしかしたら、ほぼ未使用で新しかったからかも知れませんがカートリッジのパッキンにキツめにはまりました・・・10発撃って測定
7mmΦマイクロダーツ(白弾頭) 26.6-34.7m/s、最高と最低を除いた8発の平均は29.41m/s
これと同じに見える白い弾頭のマイクロダーツ、AliExpressで見つけたので注文してみました。届いてみないと、本当に同じかどうか分からないんですけど(^^;)
集弾性は・・・相変わらずひどい(^^;)2.8m先の「SIIS HITSくん」を狙って、5発中4発は外れました。バレル内壁にぶつかってるんだと思うんだけど、やっぱりインナーバレル必要じゃないかな・・・(諦めきれない(^^;))
外径:10mm、内径:9mm、長さ:360mmのアルミパイプをインナーバレルとして入れてみました。
外径:12mm、内径:11mmのパイプとの隙間はビニールテープを巻くことで埋めました。
ついでに「SilencerCo OSPREY-9」のサイレンサー?サプレッサー?が付属している部分、ぐらついて下を向きやすかったので、インナーバレルにビニールテープを巻いてバレルスペーサーのようにしてぐらつきを抑えました。この部分、マズル付近は内径が14-15mmあるんですが、ハンドガードに覆われているウィンチェスターM1894の本来のバレルとの接続部分は12mmしか無いです。なので最終的にはインナーバレルはマズル方向から入れました。
このとき、外径:12mm、内径:11mmのパイプがズレやすかったので本来の樹脂製バレルと瞬間接着剤で接着固定しました。接着する前に、試射をして初速は下がるけど集弾性が上がることを確認したので、これでもう固定ということでいいんじゃないかなと。
インナーバレルの方は、まだ調整するかも知れないので接着はしてません。ビニールテープで動きにくくなってるだけです。
初速は
7mmΦマイクロダーツ(白弾頭) 24.4-29.9m/s、平均は約25.6m/s
となりました。
代わりに集弾性が良くなったので、7mmΦマイクロダーツ(赤弾頭)も2.8m先の「SIIS HITSくん」に当たりやすくなってトレーで回収できる数が増えました。
先端のグラつきを抑えることができた効果が大きいのかもしれないです。
20240213
弾頭部分が白くて固いマイクロダーツ・・・「WICK ウィンチェスターM1894タクティクス」に付属していたものでした(^^;)自分のブログで書いてましたw
書いてなかったら思い出せなかったかも。
パッキンが割りとちゃんとしてるから25m/s以上の初速が出るんでしょうね。
20240222
AliExpressで02/12に注文した白弾頭のマイクロダーツ210発、届きました。手元にあるものと見た目はほぼ同じだったんですが、弾頭の材質とスポンジの質が違いました。
「WICK ウィンチェスターM1894タクティクス」付属のものは白い弾頭が弾力がほぼ無い固いものですが、届いたものは弾力があります。見た目も白は白でも、若干違います。
スポンジ(フォーム)の色と硬さも違いました。サイズはほぼ同じなんですけど、「UDL2011」や「WICK ウィンチェスターM1894タクティクス」の金属カートリッジに入れて押し出したときの抵抗感が違います。後尾のプライマーを模した小さな円の大きさも違いました。
多分、初速も若干変わってくるんじゃないかな。
購入したのはAliExpress内の「Playful World Store」というストア。
こういうこともありがち。
完全に同じものが欲しかったんですが、まあ仕方がないです。
20240303
バレル部分をいじっていたら、サイレンサーの基部がさらに分解可能で接着されていないことが分かったので外して短くしてみました。
レシーバーより前の部分、接着されているのは箱型のサイレンサーだけかも。かなり細かく分割・再組み立て可能でした。
ストックの前部分もM1894のオリジナルの形が残っているのでアウターバレルとチューブマガジンになるパイプを付ければ、M1894のオリジナルに近い形も再現できそうでした。
チューブマガジンは、いま見えてる部分まで内径が15.6mmですが、ストック前端で14.8mmになっていてシェルはここまでしか入りません。もともとサイレンサー内部に入り込んでいる部分にはスプリングしか入りません。
で、現在は外径:14mm、内径:10mmのパイプを入れてあって内側に11mm正ネジのネジ切りがしてありますが、スプリングは入ってません。なので、単発のみです。
スプリングは線径:約0.7mm、外径:約9.8-10.0mm、長さ:約438mmで、そのまま入れて11mm正ネジの部分に何か装着するか塞ぐつもりです。本当はM11のボルトをねじ込みたいんですけど、M11ボルトって無いみたいで・・・
スプリングはカットしたくないし、シェルの装弾可能な数は少なくなると思います。
ストックも短くしたいけど・・・カットはしたくないなぁ・・・
20240306
チューブマガジン、外径:14mm、内径:10mmのパイプはやめて、WICKの10mm弾用金属カートリッジを前後逆に入れることにしました。
内径10mmだから外径:約9.8mmのスプリングが入り込めるし、リムが抜けドメになるので。
スプリングですが、元の長さのままだと反発力が強すぎてチューブマガジンを破損させる恐れもあるので短いものにすることにしました。
線径:0.7mm、外径:9.8mm、長さ:約260mmのものが欲しいんですが先日、見つけたバネ屋さんでは近いものはもっと短い長さしか取り扱いが無いようなので結局またAliExpressで注文しました。
元のスプリングと同じものが入手できるならすぐにもカットするんですけど、そもそも400mm以上の反発バネがなかなか無いみたいで。
20240309 ドレスアップ
チューブマガジンの先端にはこれを入れることにしました。
中にスチール製ナットを削ったものを入れて止めてます。
スプリングが届いたら中に入れるのでもう少し前に出てくるはず。それでもハンドガードを装着したらほとんど正面からしか見えなくなると思います。
20240315 スプリング実装
AliExpressで注文したスプリングが届いたのでチューブマガジン用に使ってみました。
線径:0.6mm、外径:10.0mm、長さ:305mmのもので、チューブマガジンには3発装填できたのでチャンバーの1発と合わせて4発発射できます。
このスプリング、ずいぶん安くて、2本で1.27USDでした。念の為に線径:0.7、外径:8.0、長さ:305mmx2本も一緒に注文して追跡可能な発送方法のために送料3.37USDを追加して、コインによる値引きが0.05USDで合計5.89USDでした。
日本円だと914円の請求になってました。3/6注文、3/14到着でした。国内配達はヤマト運輸。他の品物と一括配送でグレーのビニール袋に入っていましたが、個別の包装としては丸めたスプリングがビニールパウチに入れられて、それがクッション付き封筒に入った形でした。一本、一部が変形してました。それを今回使いました。
変形した部分は、スリーブとして入れてあるWICK WINCHESTERの10mm用金属カートリッジの中に来るので実質問題ないです。
動作確認もしましたが、チューブマガジンへのシェルカートリッジの出入りに問題なしです。
初速測定、赤弾頭、白弾頭撃ってみましたが、23-30m/sでマイクロダーツの状態にもよりますが、20m/s台後半が多く出ます。
バレルを短くしたおかげだと思います。
20240316 仮にストックを短くするとしたら
こんな感じですかね。
やっぱり短い方がいい気がする。
20240322 「Marlin Thumper 1894 SBR V1」
以前、Voiskyのチャンネルでこれの短いバージョンを見たことがあります。
youtu.be
どうも、「Marlin Thumper 1894 SBR V1」という「Mad Pig Cutoms」によるカスタム銃のカスタム内容が、「WICK WINCHESTER M1894 TACTICS」がモデルにしたもののようですね。
ベースをWINCHESTER M1894にして、「Thumper 1894 SBR V1」に近いカスタムを施したという感じ?
Marlin Thumper Packages
「ジョン・ウィック4」のトラッカーが使っていたのもこれの系統だったと。
John Wick 4 "Tracker"
ベースは「Marlin 1894 Dark .44 Mag」
20240830 「ショート・マイクロダーツ」
蓄光ゲルボールを撃ってみたら、初速低いし山なり弾道で水平に撃てば4m先に全然届かないのでバレル周りを改良しました。
前回いじったときに14mm逆ネジ・タッピングを施したアルミパイプを、現状(サイレンサーを外した)のバレル先端に取り付けたんですがその方法がまずくてトレーサーを付けるとバレル先端基部ごと下を向いてしまいます。もともと両側からネジ2本で固定されているので上下に傾きやすかったんですよね。
これが気に入らなかったのでまずインナーバレルを外径:10、内径:8(mm)のアルミパイプからゲルボール用の外径:9.5、内径:7.5(mm)のものに交換。バレル先端が外径:14mmだったのでそれに外径:16、内径:14(mm)のアルミパイプを被せました。長さは「T238 SPIT FIREトレーサー」を取り付けられる長さ。
その中に「Laylax 14mm逆/14mm逆アダプター」をはめ込めば他のトレーサーも使えるし、その内側にインナーバレルを通すことでトレーサーも安定するだろうということで、インナーバレルの先を「Laylax 14mm逆/14mm逆アダプター」内径に合わせて9.5mmから9.4mmに削りました。
長さは「ACETECH BLASTER」の14mm逆ネジが切られているアダプターリングを付けたときにちょうど合うようにしました。「T238 SPIT FIREトレーサー」を16mm->19mmカラーを使って付けた場合には内部に約22mm入り込む長さです。
(アダプターリングを締め過ぎて14mm逆/14mm逆ネジアダプターが取れなくなりました(^^;)バイスプライヤーで挟んでハンドルを叩いて緩めて回そうとしたんですが無理でした)
今回インナーバレルのチャンバー側がカートリッジの先端に接触するように調整して、チャンバーのシリコンパッキンの内径が11mmだったので、インナーバレルの端に外径:11、内径:9(mm)のシリコンチューブをカットしてはめ込みました。
カートリッジの先端は11.8mmくらいあるので、このシリコンチューブは緩衝材兼チャンバーパッキンとの間の隙間埋め程度の役割を期待しました。
以前からもともとの樹脂製インナーバレルの中にはステンレスパイプ(外径:12、内径:11(mm))を入れてあるので、それとゲルボール用インナーバレル(外径:9.5、内径:7.5(mm))の隙間はビニールテープを巻いてます。これ外すときには、ヒートガンなどで加熱すると簡単です。前のアルミパイプを外すときに実践しました。
結構手間かけたんですけど、インナーバレルもトレーサーもぐらつかないので気に入りました。
さて、期待の蓄光ゲルボールですが・・・全然変わらん(^^;)前の状態での初速は測ってませんでしたが、今回測ったら14-17m/s程度です。
これにはがっかりしましたけど、マイクロダーツを試したら、結構いい初速で発射できてるようなので初速測定しました。4発ずつ。
マイクロダーツ(N) 31.5-37.9m/s(内訳:37.9,36.7,31.5,36.8) 平均:35.72m/s
マイクロダーツ(S) 38.3-44.5m/s(内訳:40.8,39.3,38.3,44.5) 平均:40.72m/s
マイクロダーツ(AW) 32.8-39.0m/s(内訳:33.9,36.5,39.0,32.8) 平均:35.55m/s
「マイクロダーツ(N)」は弾頭が赤いEVA製で銃弾弾頭形。詳しく見るとウレタンスポンジ部分が青だったり黒だったり、その長さが違ったり密度(硬さ)が違ったりで性能差も実際にあるんですけど、普通のマイクロダーツということでノーマルの「マイクロダーツ(N)」。
「マイクロダーツ(S)」はその「マイクロダーツ(N)」の赤い銃弾弾頭形の先端をカットしたもので、普通のマイクロダーツをショート加工したものということで「マイクロダーツ(S)」。
「マイクロダーツ(AW)」は弾頭が白いEVA?で台形というかプリン形のもの。これも「WICK ウィンチェスターM1894タクティクス」付属のものとAliExpressで購入したものは見た目同じだけど素材などが違うんで・・・AliExpressで買った白弾頭ということで「マイクロダーツ(AW)」
ショート加工した「マイクロダーツ(S)」が初速が高いです。軽くなってるし、弾道も悪くないのでデメリットは少ないです。(当たるとは言ってない(^^;))
前にいじったときに
初速測定、赤弾頭、白弾頭撃ってみましたが、23-30m/sでマイクロダーツの状態にもよりますが、20m/s台後半が多く出ます。
バレルを短くしたおかげだと思います。
とか言って喜んでたので、全体的に初速がかなり上がったことになります。マイクロダーツにはゲルボール用インナーバレルが向いているようです。「Swiss K31ブラスター」(メーカー不明だけど多分「YanHu」)に近い初速。
全然ダメだった蓄光ゲルボールも、多分、カートリッジに対して小さめに作ってしまったせいかなと思います。3-4時間で水切りしたので、足りなかったのか・・・再度浸水させて様子を見ます。
直径が大きくなった蓄光ゲルボール、カートリッジに入らないか入っても割れてしまうし、割れなくてもインナーバレルの途中で詰まってしまいます。難しい・・・やっぱりこれはゲルボールと相性悪いかな?
まだ「アカテナ2.5」は試してなかったかも。
20240831
インナーバレル、内径:7.5mmだと約27cmの長さではこのトイガンでゲルボールを撃つのは無理みたい。エアの圧も量も足りない。シリンダー周りを強化するのは難しそうだし、やるならインナーバレルに穴を開けることだけど内側の穴の縁を綺麗にできる自信がないので・・・ゲルボールは諦めます。
いっそのことインナーバレルを抜いてしまって、バレルはほぼ無改造の状態に戻すのが簡単といえば簡単。一応試してみるかな。
20240905
昨日、「UDL M1887」のスプリング交換がいい感じだったので、「WICK WINCHESTER M1894」でもできるんじゃないかと・・・
レシーバーを分解したのは多分、今日が初めてかな?封印シールは剥がした記憶があるんですけど。
メインスプリング 線径:1.0、外径:13.8、内径:11.8、自由長:150(mm)、巻数:18
スプリングガイド 最小直径:8.2、最大直径:11.9(mm)
ピストン 内径:16.2(mm)
これに使えそうなスプリングが「UDL M1887」から外したものしか無いので短すぎるけど使ってみました。
メインスプリング 線径:1.3-1.4、外径:14.8-15.0、内径:12.0-12.2、長さ:114、不等ピッチ?
シリンダー 内径:23.2、深さ:47-52
ピストン 内径:16.4、ヘッド外径:22.0、Oリングの溝部分直径:15.9
Oリング:外径:23、太さ:2.1-2.3
だったので、スプリングの外径とピストンの内径が近いです。
分解は簡単でしたけど、組立時にカートリッジの後端を抑えてノズルを押し付けるスプリング付きのパーツが動いてズレやすいと思いました。
なので、組立時にはカートリッジをチャンバーに入れておきました。これでズレ防止になりました。
で、マイクロダーツ(S)の初速測定は・・・28-39m/sで、上限はほぼ変わらず、平均で見ると下がりました(^^;)スプリングが短いので伸び切る最後の方で失速してると思います。
線径:1.3mm、外径:14-16mmくらいでもっと長いのを使わないとダメでしょうね。
BATONの電動ガン用スプリングの80と110を注文してみました。あさってには届くはず。
20240907
BATONの電動ガン用スプリングの80と110が届きました。(素人実測なので誤差を含みます)
「BATON_AEG_SPRING_80」 線径:1.2、外径:14.1、内径:11.6、長さ:175(mm)、巻数:35
「BATON_AEG_SPRING_110」 線径:1.3、外径:14.1、内径:11.4、長さ:175、巻数:31-32
今まで使ったことのあるBATONの電動ガン用スプリングの諸元をまとめておきます。(素人実測なので誤差を含みます)
「BATON_AEG_SPRING_80」 線径:1.2、外径:14.1、内径:11.6、長さ:175(mm)、巻数:35
「BATON_AEG_SPRING_90」 線径:1.3、外径:14.0、長さ:175
「BATON_AEG_SPRING_95」 線径:1.3-1.4、外径:14.5、長さ:175、巻数:35
「BATON_AEG_SPRING_100」 線径:1.3、外径:14.3-4、長さ:175
「BATON_AEG_SPRING_110」 線径:1.3、外径:14.1、内径:11.4、長さ:175、巻数:31-32
「BATON_AEG_SPRING_120」 線径:1.4-1.5、外径:14.5、長さ:175、巻数:35
「BATON_AEG_SPRING_140」 線径:1.5、外径:14.3、内径:11.3、長さ:175、巻数:33
外側からの観察で、シアがかかった時のピストンの後退量は約41.1mmでその後ろに約6.8mmスプリングが見えているので、最短圧縮長が約47.9mmまでのスプリングならシアがかかるはず。
80も110も計算上はカットして巻数を減らさなくてもそのまま入るはず。ですが、110はカットしない状態では無理そうでした。ピストンがレールから外れてしまうのを素手で抑えられそうになく、ジタバタしていたら前の方のパーツがバラけてしまって(^^;)
80の方をカットせずに入れました。これもどうにかこうにかあがきながら組み立てました。
で、マイクロダーツ(S)の初速測定は・・・47-59m/s、ゲルボール「アカテナ2.5」 37-49m/sでした。
もうこれでいいと思います。110だとピストンやシリンダーが耐えられるかどうか不安だし。
「激趣 蓄光ゲルボール」も発射できます。4m先の90x90mmの的を狙えるし、「20mmレール対応 集光ファイバー付きフロントサイト」で狙って当てられます。
tma1.hatenablog.com
これのフロントサイトのみ付けてます。