Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

トイガン「AGM MASTECH ショットガン風排莢式ナーフ系スポンジダーツ・トイガン ZFIREシリーズ?ショットガン グレイ AB-043-D」 更新:20230407

「AGM」が気になったので買ってみました。

箱には「AGM MASTECH」のロゴもあるし、裏には日本語含めた多国語の警告も印刷されてます。横には製造者も明記されてます。「Shantou Chenghai Tingbao Intelligent Toys Co,. Ltd.」まともな製品ということですね(^^;)

箱を開けると組み立て済み本体がダンボールの緩衝材で固定されてます。他、紙袋(シェルカートリッジx21、樹脂製シェルホルダー?)、小さなダンボール箱(吸盤弾頭スポンジダーツx40)、フルカラーの取説(多国語。日本語もあり。ガイド動画があるようです。)。

取説はAmazonのリンクからも参照できます。
https://m.media-amazon.com/images/I/C115-fHi0vL.pdf

本体は「SG-M870?」と比べてふた周りくらい小さめ?重量は約660gで半分以下。

目に見える部分で金属製と分かるものはイジェクションポートの銀色のカバーだけ。

シェルカートリッジは外径(リム径)約15.8mm、内径約12.8mm、長さ約50mm、

「SG-M870?」のシェルカートリッジとは互換性がありませんが、紙袋の中でチャラチャラ金属のような音がしてました。より硬質な素材みたいです。

吸盤弾頭スポンジダーツは外径約12.5mm、内径(縦穴)約4mm、長さ約46mm。

「SG-M870?」の付属スポンジダーツより短いし外径もちょっと細め。「SG-M870?」の付属スポンジダーツは「AB-043-D」のシェルに入れるのはちょっとキツすぎますが、逆に「AB-043-D」のスポンジダーツは「SG-M870?」の付属シェル、互換シェルにはいい感じで収まります。

20230318「AGM MASTECH AB-043-D」_1

「AB-043-D」で付属のシェルと付属のスポンジダーツの組み合わせはほぼツライチでぴったり。その初速は約24m/s近辺で安定してます。

これを「SG-M870?」の互換シェルに弾頭とシェルの口をツライチに入れて「SG-M870?」で撃つと、20m/s台前半から26m/s近く出ました。

互換シェルに奥まで入れて「SG-M870?」で撃つと、20m/s台後半、28,29.8と30m/s近く出ました。

この短いスポンジダーツ、ウレタンフォームのスポンジ部分の断面が密度が高くてしっとりしてる気がする(^^;)

ウレタンフォームの質が違うんじゃないかな。

「うーん、ここのウレタンフォームは質が違うね」とか言い出したら、ウレタンフォーム沼にハマってしまうぅ・・・(^^;)

動作は快調です。マガジンチューブに5発、無理して6発も可能でした。チャンバーに1発入るから。無理すれば7発装填。ただし、フォアエンドを引いてチャンバーが見える状態でないと下のシェルキャリア?が下がりきらず、マガジンチューブにシェルを入れることが出来ません。チャンバーに1発は最後に入れることになりますね。

フロントサイト、リアサイトはプラ製で可動部なし。上部レールは20mm。

アサイトは突起にはめてネジ止めされていただけだったので外して可倒式リアサイトを付けちゃうw

20230318「AGM MASTECH AB-043-D」_2

排莢不良、ジャムもありました。バリも謎の隙間も無いちゃんとした作りだけど排莢不良とは無縁では無かったですね。

伸縮式ストック、私でも肩付け、頬付けできました。

軽くて遊びやすい。いいなぁ、最近の子供はこんないいおもちゃで遊べて・・・外に出てこれで撃ち合いしてても子供同士なら警察呼ばれないでしょ?(^^;)

童心に帰ったおっさんが街なかで撃ち合いしてたら、ナーフでも警察呼ばれちゃうよねw

上部レールもネジで止まっているだけで外せました。リアサイトがあった位置まで下げたかったんですが、ネジ穴位置が合わなかったので諦めました。結局、リアサイトも本来のものに戻しました。見易いし問題ない。

フォアエンドは細くて溝のエッジが立っているので個人的にはグローブ必要でした。コッキングもトリガープルも8歳以上向けにしては重い方かな?

剛性は・・・全体的にあまり無いですね。アクションバー?も樹脂だし、特に伸縮式ストックはギシギシいいます。

マガジンチューブのキャップは回らないし塩ビの水道管みたいなバレルはネジで止まってるしで前方の分解は「SG-M870?」ほど楽じゃ無さそうです。見える部分のネジはほぼタッピングビスなので分解したくないし。

フォアエンド、腕力のない私にはちょっと引きにくいな・・・バーチカルグリップを付けられないかな・・・

距離2.5m先のターゲットボックス内のHITSくんを狙っての命中精度は・・・うーん、壊滅的?(^^;)

同じスポンジダーツを互換シェルに入れて「SG-M870?」で撃った場合は、だいたいターゲットボックス内に入っていくつかHITSくんにしっかり吸盤を付けられる場合もあるというのに・・・「AGM MASTECH AB-043-D」はターゲットボックス入り口を通過することも難しいorz

もっと短いスポンジダーツの方がいいかも知れない?要検証。

つづき:20230319

バレルの内径は約24mmもあります。これ、水道管用の塩ビパイプが入りますわw

VP13とHIVP13あるから入れてみようかな。

VP13入るけど、内径13mmだとスポンジダーツが詰まりそう・・・VP16だな・・・

それとシェルをマガジンチューブにスムーズに装填するために補修したいところがあります。フォアエンドを引くと下がる(下から見た場合)シェルキャリアの周囲に引っかかりやすい段差があるので何とかしたいです。

つづき:20230323

150cmのVP16買ったけど途中でしなってる。

これをまっすぐにする方法をBingAIに聞いたけどこれは役立たずw「まっすぐにする」と「まっすぐに切る」では「まっすぐに切る」方法がネット上に多いらしくてどうしてもそっちを推してくるw

ChatGPTはかなりまとも。ドライヤーやお湯で暖める、手動ウィンチで引っ張るなど。

でそれらの応用で、両端に穴を開けて下に錘を付けて上は紐か針金通してどこかに吊るしておけばいいんじゃないかな?直射日光が当たる場所なら、短時間でまっすぐになりそう。吊るしたままドライヤーで暖めるというのも良さそう。伸びないように気をつけながら。

ところで、AI、「もっと詳細を教えてもらえれば適切なアドバイスができるかも知れません」というので、教えてやると「私が調べたところでは・・・」と、たったいまこっちが教えてやったことをまるで自分で調べてきたかのようにドヤ顔で言うのやめてもらえます?(^^;)

穴は開けずにダクトテープで吊り下げるバンドを作って貼り付け、水を入れたペットボトルを錘としてダクトテープで固定しました。

「ダクトテープがあれば人生たいていのことは上手くいく。上手くいかない場合はあなたが悪い。ダクトテープのせいじゃない。」(ダクトテープ教教義w)

つづき:20230327

数日ぶら下げておいたんですが、やはり加熱しないと自然には戻らないようで・・・バレルに入れてみたら約36cmしか入らないのでそれでカットしました。

端から36cm程度だと中央あたりがひどかったしなりも影響ないようなのでダクトテープをメインにして巻いてバレル内に固定しました。

本当はバレルを外してチャンバーとのつなぎ目にVP16の塩ビパイプを固定してから元のバレルを被せたかったんですが、バレル上部のネジ、フォアエンド周辺のネジ、レシーバー前方のネジなど外しただけでは簡単にはバレルが抜けませんでした。

隙間は空いたのでもしかすると力任せに引き抜けたのかも知れませんが、変形や破損が怖いので慎重に・・・

で、初速ですが、元は24m/s近辺で安定していたものが、18、19、20近辺と明らかに落ちました。2.5m先のターゲットを狙った場合の命中精度、弾道は改善されず・・・

抜いて元に戻してみたら・・・24m/s近辺で安定。敗北確定orz

また完全分解する機会でもあったら今回作ったパイプをちゃんと仕込んでみようと思ってます。忘れてなければ(^^;)

つづき:20230407

「スポンジダーツにソックタッチ」

この製品には吸盤弾しか付属してないんですが、その吸盤弾を使った場合は初速は24m/s近辺であまりバラツキがないです。カートリッジを使うダーツブラスターでは吸盤弾の初速が高くなる傾向がありますが、通常弾でもカートリッジにキツめに装填されるものは初速が高くなることから、これは吸盤の縁がカートリッジに接触している分カートリッジ内での抵抗が強くなったからかも知れない・・・と思ったので「白元 ソックタッチ」でさらに抵抗を増やしてやったら初速はどう変わるか?と思いついてやってみました。

いまは絶滅してしまった?ルーズソックスのギャルたち御用達「ソックタッチ」、これで緩いダーツを何とかしたり、従来より初速を上げることはできるのか?

「ソックタッチ」の成分ですが袋には「アクリル系粘着剤、エタノール、香料」とあります。

「AGM MASTEC HAB-043-D」
10発 23.4、25.1、24、24.4、23.9、32.6、22.7、23.6、23、24.6
この結果から32.6は除外すると、22.7-25.1、平均23.85

やっぱり24m/s近辺で安定してる。

「ソックタッチ」をどこに塗るかですが、スポンジ部分の側面のツルテカ部分は弾かれてしまってうまく塗れませんでした。

それで穴の開いている断面の方に「ソックタッチ」先端のローラー部分から指に付けて塗るようにしてみました。

完全に乾いて硬化するとパリパリになるようなのでそうなる前に試射・・・うーん、60、100超えとか変な数値が出やすくなってしまってほぼ参考にならない。かろうじてまともと思われる数値は21m/sとか。

これは良くないな・・・カートリッジに残った「ソックタッチ」も粉になって散るみたいだし・・・終了www

通常弾頭

付属吸盤弾と同じ長さの通常弾頭が存在しないので、赤くて硬い通常弾頭のナーフエリート互換ダーツを約46mmにカットして作りました。カットは毎度おなじみ「乾電池式スチロールカッター」で。「卓上バイス」 にスポンジ弾の切れ端をテープで固定してカットする長さを決めてカット。

初速はやっぱり20-22m/s近辺で少し落ちる。ただ、2.5m先のターゲットボックスの入り口(16x16cm)はだいたい通過するし、HITSくんの3点圏内にも結構な割合で当たるし、くっつく。吸盤弾よりも弾道は素直で遊びやすい。

撃った直後のスポンジの後端はキュッとすぼまって痕がついてます。シェルの底がそうなってるんですね。外側から見てもリム付近はピストル弾のカートリッジみたいになってます。他のショットガン風ブラスターのシェルとは違う。

20230407「AGM MASTECH ショットガン」_1
20230407「AGM MASTECH ショットガン」_2

他のライブカート式ハンドガンのカートリッジも外側はそう見えていても内部はただの円筒で太さは変わらないですが、このシェルは内部の形が凝っていますね。何か良い効果があるのかな?