Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

映画色々

スパイダーマン:スパイダーバース」

そもそもスパイダーマンのトリッキーなアクションは魅力的ですが、このフルCG作品のアクションは良い。RakutenTVのレンタルですが、2度続けて見てしまいました。

(B)パーカーがメイおばさんを訪ねるシーンとか、マイルスが覚醒して活躍するシーンとか、マイルスがわざとテストで0点取ろうとしているのを教師が見抜くシーンとか好きなシーンがいくつもあります。

話が深いとかそういうことではなくて、ビジュアルとか音楽とか魅力的。

おまけの「アース-67」はアメコミ不案内な私にはよく分かりませんでした。分かっている人には面白いのか?

ウィキで見ましたが、東映版「スパイダーマン」の世界までアース-51778として取り込まれているんですねw

虚淵版「GODZILLA」3部作

Netflixで見ました。第1部、第2部は文句なく楽しめました。評価が低いのが理解できない。

第3部は・・・難しいですね。

ギドラについては別次元の存在との戦いの描き方としてこれもありだとは思うんですが、本作のメカゴジラと同様、「見たかったのはコレジャナイ」感が(^^;)

正解するカド」と類似点があると思います。高次元との接触が折り紙など特殊な数学によってなされるという発想。

まぁそういうのは、中世の錬金術師や降霊術師(魔術師?)が考えた魔法円(陣)と共通する考えなのかも知れない。

ただ「正解するカド」の高次元存在はより進化することを望み、本作の・・・ギドラ自体はどうか知らないけど、ギドラをこの宇宙に侵入させて滅亡させようとした地球人よりはずっと文明の進んだメトフィエスらエクシフは結局宇宙は滅亡に向かうのなら滅亡に加担することが正しいと判断したという違いはありますが。

主人公サカキをギドラへの供物として、その名を唱えさせようとしたのは・・・正直分かりにくいと思いますね。

Fate」シリーズでの「英雄」(英霊)へのこだわりからして世界中の英雄譚に興味のありそうな虚淵ならではの観点だと思いますが、私も色々な英雄譚を読んで果たして英雄だから神と接触できたのか、それとも神と接触したから英雄と呼ばれたのか・・・疑問に思う創世神話や英雄譚が多いと思います。

本作の英雄サカキがギドラの名を口にしていたら(神的存在として認識していたら)、ギドラが完全にこの宇宙に出現してこの宇宙を滅ぼしていたのかも知れない?

増殖するメカゴジラのナノメタルの脅威を排除するために自分を犠牲にする行動も理解されないかも知れない。

第3部は賛否両論だというのは個人的には分かります。でも、300mゴジラ、面構えが良くてなかなかカッコ良かったと思います。