時々将来が心配になる飼われ方をしている犬を見かけますが、今日も酷い例を見ました。やんちゃでやきもちやきというシベリアン・ハスキーですが、あれは一緒に暮らしている子供を自分と同等か下に見てましたね。いつか事故が起きなきゃいいけど。
一緒に育った子どもたちは大丈夫かもしれないけどその友達とか外部の人間に対してはどうでしょう。犬同士のしつけとなるとまず唸って警告する。それで相手が悟らなければ上にのしかかる。それでもダメなら噛む。
犬なら体毛があるから傷つかないような噛み方でも人間の手とか素肌だと簡単に出血します。そして人間社会では人間を噛んだ犬は殺処分されることもある。
こういう犬がそのうち特殊な訓練士に預けられて殴られながらルールを学び直すんでしょう。
本来なら飼い主が教えなきゃいけないルールや上下関係ですから、犬にとって間違った飼い主に当たった不幸としか言いようがありません。
上下関係を重んじる社会性を持つ犬の習性を考えれば子供とペットを平等に扱うことはリスクが大きいと思います。
その直後の秋田犬と女の子の例は良かったですねぇ。もちろん犬の個性のせいもあるでしょうが、女の子が餌をやるという習慣が良いですね。
そういえば、餌をやる時に豹変して牙を剥いて唸る犬が紹介されて飼い主は馬鹿なことにそれを可愛いと言っていましたが、あれは本来矯正が必要なケースでしょう。これも犬が間違った飼い主に当たってしまった不幸なケース。