先日、500mlペットボトルを15分で凍らせる対決があって、空調大手メーカーのダイキンとペルチェ素子を使った食品ケースの調温を得意とする中小メーカーのオーム電機の対決がありました。
対決の結果自体はダイキンの勝ちでしたが、ペルチェ素子複数枚でマイナス40℃を室内で実現できるとは驚きでした。
本来の目的の15分で500mlペットボトルを凍らせることについては、オーム電機の側にペットボトルの芯の部分が表面に近い部分で凍った氷のせいで凍りにくいという点に気が付かなかったせいで恐らく15分が30分でも芯まで凍らせることは出来なかったかもしれません。
ダイキンはペットボトルを揉む（ピストンで定期的に押す）ことでペットボトル内側の氷を砕いて解決してました。
他にも冷却の媒体として不凍液や塩水を使ったり、それを回転させたりと両者で色々と工夫が見られました。
前回の歯車も面白かったです。次回は0.5mmのシャーペンの芯に微小な空洞を開ける対決です。7/9（土）19:30から。
