NHKスペシャル「史上最悪の感染拡大 エボラ 闘いの記録」
やっぱりいるんですねぇ立派な人間が。カーン医師と病院が爆発的な感染拡大をいかに防いでいたか。皮肉なことにその頑張りのせいで諸外国から今回のエボラ熱の流行は軽微で終息すると誤解されることになっていたとは。カーン医師がエボラに倒れて患者数が急増したことを示すグラフに不謹慎ながら感動してしまいました。
日本人は何をめざしてきたのか 2013年度「地方から見た戦後」第5回「福島・浜通り 原発と生きた町」
かなり前に録画しておいたものです。
双葉町町長・・・原発反対で始めた政治家としての活動がやがて町長になって町の経済的発展のために原発肯定どころか２基目の建設を要請することに。ところが、東北大震災と福島原発事故に遭い、数ヶ月後に避難所で亡くなったという・・・避難所で原発について語ることは少なかったといいますがどんな思いが胸中に渦巻いていたことか。原発反対を訴えていた頃の「核と人間は共存できない」というの言葉がその後の町長としての姿勢と考え合わせると余計に印象深いです。
これも2014年ころ？録画しておいたもので東工大での講義。中身は主に経済じゃなくて現代史の講義でしたが、放送時の編集によるのかな？
印象深かったのが、1964年東京オリンピックの年。この年を境に日本人の色々な意識やら概念がガラッと変わったんだなと。現在、中国人の衛生観念やら日本人の常識とあまりに違うことを笑う傾向がありますが、1964年以前は日本人が正に笑うべき中国人と同じだったと。
中韓から歴史認識がどうのと言われますが、確かに日本人は自分たちの過去についてあまりにも忘れ去ってしまっていることが多いんだなと思いますね。
