Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

月刊アフタヌーン 2015年6月号

ちょうど土曜日発売だったので一気読み。「ヴィンランド・サガ」はそういえばそんなこともあったかなという伏線回収の回なので、そろそろ読み返す頃合い。こういうとき電子書籍版はかさばらないからどこかに仕舞いこんで忘れたとか探す手間が無いから良いなと思う反面、サービス会社がいつまで存在してくれているかが問題で私が死ぬまで続いているかどうか・・・「ヴィンランド・サガ」は10巻までだったかセットで安かったのでReader Storeで購入していて続巻もReader。Sony Readerは海外ではもう撤退したはずだけど購入済みの書籍はどうなったんだろ?koboに引き継がれたという記事を読んだような記憶もあるんだけど、100%無償だったんだろうか。


今回「月刊アフタヌーン 2015年6月号」を購入したのは50%offクーポンのあったhonto。kobo、honto、Reader Storeの3つで購入しているけどサービス継続期間の長さの見込みで私が予想をしているのもこの順番だけど、hontoは複数書店連合だから実は一番長くなるかもしれない?他は本業が書店とはいえないから。


さて内容だけど、今回個人的には当たりが多かったと思ってます。以前読みきりであった五十嵐大介の「ウム・ヴェルト」が「ディザインズ」とタイトルを変えて偶数月掲載の隔号連載化。ハードSF+叙情的な絵というのが魅力。医療物「フラジャイル」治験の結果の扱われ方、嘘か真か興味深い。実際、大手製薬会社のデータ改竄事件とかあったし、たとえ生のデータが客観的なものであっても扱い方によっては非常に偏った結果を生むという統計の不条理は面白い。


マージナル・オペレーション」は実はあまり良いとは思ってない・・・特に絵柄が内容に向いてない気がします。無国籍風のオタク好み?の絵で中央アジア少数民族の少年兵には見えない。シリアスな状況が伝わる絵ではない。けど今回気になっているのはクロスボウ、ボウガンなど最近事件になったので大丈夫かと?間の悪いことに舞台が日本だし、少年兵という子供が人に向けて撃つことになりそうなわけだし。これにもしも偵察用のドローンを使うことになったりしたら話題性は十分だけど下手すれば打ち切りや単行本発禁回避のために内容を大幅に変更するという判断もあるかも知れない?というような興味で気になりました(^^;)


その他読み切りの「蟻飼いアンナ」(精密なアリなどの絵とダイナミックな構図が良い。ガントラ、武装付きの軽トラかと思ったら、中身が虫のサイボーグ?で気に入りました。ガントラかわいいよ、ガントラ(^^;))、連載の「葬送のリミット」(女性の顔がどれも似通っていて判別難しい。篠房六郎好きだけどこれはなんとかしてくれ(^^;))、「ラブやん」(とうとう終わるのか?普通の作品ならこのまま大団円だが・・・油断できない)他定番の連載も良かった。藤島康介「パラダイスレジデンス」(とりあえずのスキマ埋め的作品かもしれないけど結構好き。春はあげぽよ〜とミホミホ先輩)