Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ヤッターマン

TVオンエアの録画をAINOL V6000HDVで見ました。


山本正之のオリジナルテーマが「ヤッターマン」の作品を印象付ける重要な要素だということを再認識。オリジナルの音楽が出てくるだけで嬉しくなりますね。滝口順平さんのドクロベエも当時と変わらず凄いですねぇ。流石だねぇ、流れ石だねぇ。


しかし、映画そのものにはがっかりしました。深津ドロンジョ、可愛いのはいいんだけど可愛いだけじゃドロンジョは駄目なんだと思いました。冒頭、登場時に何の悪態も付かずに「やっておしまい」じゃ物足りないですねぇ。どことなく近所のオバサン臭い口調で二言三言やりとりしなければ・・・とにかく台本が悪いです。


美術、衣装、VFXは良い仕事したと思います。しかしバージンローダーが下劣だったなぁ。誰だよ、こんなの考えたの。


ドクロベエに取り憑かれた考古学教授の阿部サダオが娘を殴るシーンも不快だったし。ギャグシーンも古い香港映画みたいで臭すぎるし。誰だよ、こんな駄作にしたのは?


ハリウッドではコミックの映画化で成功している例が多いのに、日本じゃ必ず不快な要素を入れ込んでくる・・・いったい何故?金の問題じゃないと思うんだけど・・・。人材不足なんだろうと思います。