土砂崩れなんか目じゃないレベルの大災害。台湾の小林村140戸、550人の人口のうち避難場所に指定されていた小学校に避難していた500人が村の大半と共に一瞬で大量の土砂の下敷きに。
崩壊した山の部分は長さ1km、幅50m、深さ最も深いところで83m。この深さは、20階建てビルに相当するそうで・・・20階建てビルが時速100kmで殺到すると思えばその恐ろしさが分かるかも。
原因は千年、万年の単位で生じた岩盤クリープと呼ばれる割れ目の多い地層の歪みに豪雨が流れこみ水に浮き上がった地層がまるごと滑り落ちてくるというもの。比較的傾斜のなだらかな山肌でも生じるとのこと。
日本でも深層崩壊は、温暖化のせいか年々激しさを増す豪雨により激増しており、今回の梅雨前線による集中豪雨でも心配されます。
これ見たら避難所は地下につくるしか無いんじゃないかと思いました。どんなに頑丈に作っても崩れてくる山には対抗できません。むしろ地下に埋もれることを想定して救助を一週間とか待てるような施設を作るとか、長大な地下道を作って避難できるようにすべきじゃないかと。
もう豪雨の後、山には近づけないです。