Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

Viking: Battle for Asgard

クリアしました。本当にグラフィックとBGMは好みだしレベル高いと思うんですけどねぇ。クエストをこなしながらさ迷った高低差のあるマップの広さや見通しの良さなども好きです。草などを除いてオブジェクトがかなり遠くまで表示されてました。北欧の寒そうな海や水の表現も良く出来ていました。雨や雪、風も良かったです。


しかしムービーでも分かる通り、ボイスや効果音、ドラマチックな演出が要所要所に決定的に足りないせいでかなりガッカリです。
3匹目のドラゴンも最後の戦いを始めるためのただのフラグで2匹だろうが3匹だろうが違いは無かったし(^^;)


J-RPG風の魅せる?あるいは読ませるシナリオは無いこと、同じことの繰り返しの作業ゲームというのは洋ゲーにありがち。洋ゲーファンなら許容できるレベルだと思います・・・けど。巨人との戦闘がいつも同じ目押しのQTE、いつも同じカメラワークというのは手抜きレベル。


ラスボス戦がそのQTEにフェイントのような別のボタンが混ぜられただけ・・・となるとワゴン行きの条件は揃ってますねぇ。上にも書いたようなもっと出来の良いソフトが売れない、話題にならないといういまどき、このまま発売させたSEGAはもう色々と諦めちゃってるんですかねぇ?


細かい不満はさらに色々あります。コンパス兼レーダーが右上にありますが東西南北が分かりにくい。北を指す「N」表示がありますがただ黒いだけなので暗い画面が多いこのゲームではほとんど意味がありません。


ターゲットロックが無いせいか攻撃目標への指向が曖昧になり空振りが生じやすくなってます。LTで防御しながら後退り、さらにドッジで回避した直後にAボタンで出るMOVEが敵と逆の方向(後退していた方向)に空振りすることが多かったんですが、DMCベヨネッタのようにターゲットロックがあればもっと気持ち良く決まっていたと思います。


しかしながら、EDのBGMはなかなかの傑作。
本編はスカーリンが女神フレイヤに報酬としてヴァルハラに神々として列されることと人間の解放を望んだものの拒絶されたため怒ってフェンリルの縛鎖を断ち切り、古き神々が支配するアスガルドを滅ぼしてしまったという結末がグラフィックノベル風に簡単に語られました。ヘルが死に際に言ったようにスカーリンがフェンリルの子供ならフレイヤは甥に叔母を殺させたことになります。その後にこの美しいED曲が流れて色々不満はあったものの報われたような気がしました。

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Viking: Battle for Asgard/Game O.S.T.

Viking: Battle for Asgard/Game O.S.T.

Viking: Battle for Asgard  (輸入版:北米)

Viking: Battle for Asgard (輸入版:北米)