Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

BELDEN 8412ベース ラインケーブル


先々週辺りに作ってしばらくハムノイズに悩まされた自作ケーブル(ネーミングは何にしようかな)ですが、積層セラコンを付けた後、結局DAYTONのロッキング・プラグがもったいなくて(^^;)ホットメルトで固めてそのまま使っています。


アース用導線をハンダ付けしてある錫メッキ銅網組みスリーブとSFチューブもそのままです。錫メッキ銅網組みスリーブに通すとケーブル表面が擦られてBELDENのロゴとかかすれてしまって見栄えが悪いので。後はSFチューブの口を熱収縮チューブで締めれば出来上がりです。(今はテフロンテープで止めています)


やや長めの1.5mで作ってあり、ラックの足に巻き付けることができるのでケーブルの制振とジャックへの負荷軽減にも役立っているかもしれません。


音の方ですが、最初の印象どおり小沼の銀メッキOFCの自作ケーブルと較べると余韻の若干少ない中音域の元気の良さが特徴かも知れません。


audio-technica ART LINK ATA6A48と較べるとコントラストが強く感じられると思います。ART LINK ATA6A48はやっぱりちょっと眠いというか勢いの無い音に感じます。


材料費の方ですがケーブルそのものがBELDEN 8412(1m=380円)*3、DAYTONコレットチャック式プラグ(4個セット=1800円)だけで2940円。その他に錫メッキ銅網組みスリーブ、SFチューブ、熱収縮チューブ、導線、金具、ホットメルト、ハンダ、積層セラミックコンデンサなど諸々含めて一組(1.5m*2)3600円というところでしょうか。ロッキング・プラグ付きのラインケーブルとしては市販のものと較べると3倍から5倍程度コストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。


色々失敗したり、実験や試行錯誤で勉強や遊びにもなりますのでプライスレスの付加価値もあります。