Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

フォーガットン

フォーガットン

フォーガットン [DVD]

これ劇場で予告編を観たときからジャンルは何なのか分からず興味があった映画です。実は昔懐かしい宇宙人による「アブダクション」をテーマにしたもの・・・と解釈できる映画です。いや、受け取りようによっては敵の正体は悪魔でオカルト映画だとも解釈可能かも。


どっちにしろその辺を曖昧にして公開したのは正解だったと思います。謎が明らかになるまでは面白かった。もしも「アブダクション」テーマだと分かっていたら見なかったかも。「X-FILE」みたいなちょっと地味なUFO物・・・映画のネタとしてはもう見向きもされないでしょう。


(追記:はてなダイアリー中の他の日記のコメントも読んでみましたが、やっぱり皆さんオチというかUFOアブダクション・ネタには辟易されているようで。嫌われていますねぇ。それでいてつい先日まで日本人の70%がはっきりした証拠もないのにUFOは宇宙人の乗り物で実在すると思っているというアンケート結果があったんですけど。単に「フォーガットン」を観たいと思う人にはUFOビリーバーはいないだけの話なんでしょうか?それともUFO自体は良くても「アブダクション」が眉唾もしくは精神障害だと一般に認知されているということでしょうか?)


この映画では記憶障害の患者の不安を描いたサイコ・スリラー?->政府が絡んだ巨大組織の陰謀?->えっ何これ?という風に段階を経て変貌を遂げまして、女刑事が空の彼方にあっという間に吹き飛ばされるのを契機にUFO物に落ち着くわけです。


この、人が空の彼方にあっという間に吹き飛ばされるシーンは笑っちゃうくらい気持ち良いです。だまされたと思って見て下さい(笑)