古いSaitek Cyborg 3D Digitalを「スター・ウォーズ ギャラクシーズ」のために引っ張り出してきましたが、残念なことにWindows XPだと標準のドライバでは互換性に問題があって機能を活かせないんですが、Saitekでは生産中止でXP向けのドライバを用意できないということ。またこのスティックはUSBに対応していないので、買い換えることにしました。
通販で探してみましたが、OVERTOPもKIYOMANもめぼしいものは品切れ状態。それでも、秋葉原で見つかることを期待して行ったのですが・・・PCゲーム関係の衰退ぶりを思い知らされました。自分の中では、久しぶりにPCゲーム燃えなんですが。
中でもショックだったのはOVERTOPの２Fの混沌。以前から3DCGなどのコーナーもあって複数ジャンルを扱っていましたが、PCゲームのコーナーは縮小傾向。ハードウェアの取り扱いが拡大しているのはある意味ありがたいのですが、以前のような、PCゲームなら何でもあるという雰囲気ではないですね。ユーザーの絶対数の減少傾向を表しているんでしょう。
その割には、世間的に最新のグラフィック・ボードは毎日のように発売されてPCの性能は日々強力になっているというのに・・・PCユーザーはゲーム以外にいったい何にその有り余るパワーを使っているんでしょうか？アダルトAVGゲームなんて、１G未満CPUの最低スペックで十分でしょうし、ネット・サーフも同様のはず。理解不能です。
欲しかったのは、Saitek Cyborg 3D USBでしたが、どこにもありゃしない。予算は5千円近辺でしたが、それで手に入るのは、チャチなデザインのThrust Master TOPGUN FOX 2 PRO USBか、15000円近辺の高くて私には機能過剰なものか・・・。
とにかくSaitekのCyborgでなければ嫌だったので仕方なしに、アソビットでSaitek Cyborg evo Forceを買いました。9980円。予算を大幅に超過してしまいました。フォース・フィードバックなど不要だったし、光るボタンもチャラチャラしていて嫌だし、スロットルの位置が気に入らなかったんですが・・・PCゲーム燃えで徹夜明け状態だったこともあり？、買ってしまいました。スティックとスロットルの抵抗感が良かったので・・・。
パッケージを開けて気がつくのが今時のものとしては巨大なACアダプター。24Vも必要なんですね。
で、インストールしましたが、ちょっと問題発生。インストール中にプログラミング・ツールをインストール開始してしまったのですが・・・ファイルが見つからないとなってWindows updateに接続するかおなじみの確認画面が出たのでこれはおかしいと思って以降を全部キャンセル。インストール終了後に、プログラミング・ツールSST WIZARDをアンインストールしてPCを再起動したところ・・・ノートンのアンチウィルスが、特定のDLLがないと言うことで起動不能。まさかの事態であわてました。
Norton ＡｎｔｉＶｉｒｕｓといえば再インストールが面倒くさいという印象があります。なんてことをしてくれたんだ、Saitek！と後悔しましたが、こんなこともあろうかとインストール直前にAcronis True Image PersonalでCドライブはバックアップしてありました。やってて良かった。復元には40分近くかかりますが、バックアップは今、6分程度なので何かあるたびに前もってバックアップしています。
さて、Saitek Cyborg evo Forceのインストール自体は問題なく、専用ドライバを入れなくともWin XPの方で認識しますが、一応、専用ドライバを入れました。このとき、Win XPの標準ドライバで調整してしまうとSaitekのドライバの方でラダー（ひねり）の調整ができない場合がありますが、PCを再起動すれば問題ありません。フォース・フィードバックのテスト画面で初めてフォース・フィードバックを体験しましたが、面白い。ただプレイ中にガクガク振動が強いと邪魔になりそうなのでGainを70%に落としました。
で、「STARWARS GALAXIES」の宇宙での戦闘で使た感じですが・・・フォース・フィードバック良いです(＾＾；)特に何も設定しませんでしたが、フォース・フィードバックが有効になっていて、撃たれたときの衝撃の強弱がガクガクと。スロットルの位置も意外と違和感なく使えています。でも、Cyborg 3D Digitalの方が、抱えるようにしてできて良かったかも。左手の位置の問題で、Cyborg evo Forceはプレイ中に夢中になってどうしても本体が動いてしまいます。また、発熱が結構ありますので長時間のプレイで不具合が出ないかちょっと心配です。
