Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

今日の読書


秋月岩魚「警告!ますます広がるブラックバス汚染」(読了)

 これは続編であるせいか、ブラックバスの生態などにはほとんど触れられていませんでした。

 続編から手にする読者もいるだろうから簡単にでも解説が欲しかったと思います。前著「ブラックバスがメダカを食う」は豊島区の図書館には無いし・・・。

「eBookJapan」 http://bb.10daysbook.com/shop/index.html には、電子書籍版があります・・・が。釣り人ではないのでそこまでの興味は無いかも。



カーティス・ピーブルズ「人類はなぜUFOと遭遇するのか?」

 これは私の好きな本でここ3年ばかり年に1度は読み返しています。

 UFO神話の成立と崩壊。アメリカではそれが1940年代から少しずつ形を変えながら繰り返されてきたというのが詳しく述べられています。

 UFOの目撃の増加や軍・政府への国民の不信感というのが当時の社会不安と密接に結びついていて、「X-FILE」に描かれていたような巨大な陰謀説へと膨らんでいく様が分かります。

 よく「UFOを信じますか?」という問いがあり、基本的におかしな問いだというのは確かですが・・・実はUFO神話というのが信念体系なんだとすれば、これは確かに信じる、信じないの話になってくるのも当然なのかも知れません。

「UFOを信じますか?」というのは、言外に
・UFO(未確認飛行物体)は宇宙人の乗り物(エイリアン・クラフト)であると思いますか?
・UFOを目撃したという証言は本当だと思いますか?
など複数の問いかけを含んでいて、職場などそこそこ親しい人間の間でそういう問いが発せられたときには一種の性格診断のように使われているような気がします。

「信じる」という人間は、お人好しで間の抜けたところもあるが付き合いやすい人間。
「信じない」という人間は、理知的で頼りになるが付き合いにくい人間。
「どちらか分からない」という人間は、慎重で本心を見せない人間。遊ぶには構わないが信用はできない。

 という感じでしょうか?