Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ローテク+エアガン「サンダーシュートガス再生計画」 タコ口(ぐち)の囁き 更新:20230207

蓄圧式噴霧器で手と腕が痛いですorz

やっぱり代替フロンガスも必要だなぁ(痛感)(^^;)

エアダスターなどに使われていたHFC-152a、大手メーカーのものはガスの成分をDME+Co2に変更してしまって旧型の在庫はとっくに売り切れてますが、ちょっと調べたら中小メーカーのものはまだ売られていたりします。

そしていまエアダスターとして売られているものは実は夏には体を冷やす冷凍ガスなどとして売られていたものが外装を変えただけだったりするようです。

それを16年ぶりに使って使い切った「サンダーシュートガス610g」缶に入れたいなぁと。

20230112「サンダーシュートガス610g再生計画_1」

Youtubeなどネットで情報集めて、「ウッドランド500g」の空き缶を解体してノズル部分を摘出しようとしたり液状ガスケット買ったり試行錯誤もあったんですが、最近、身の回りのスプレー缶やガスボンベの口の寸法測ったり構造を観察したりする習慣があって(^^;)

タコ口が囁くのよ・・・

ふと・・・先日「電動ガンBOYS」の接点メンテナンスにも使ったエアダスタースプレーの口を見たら・・・いい感じのタコ口(ぐち)で・・・色んなスプレーの口を見てきた経験から・・・「これイケるんじゃね?」という直感が(ゴースト(タコ口)の囁きともいう)w

「SUN UP エアーダスタースプレー SAD-350」というもので昨年4月に買ったときは一本348円でした。これの成分はDME+Co2。DMEがゴムやプラスチックを腐食するらしいのでこれはガスガン用のマガジンには入れない方が良いです。

安かったのでエアダスターとして2本買っておいたんですが、これの頭に付いてるタコ口ヘッドを缶の首のところからキャップごと外すとノズル外径は約4mm。

成分がHFC-152aのエアダスター(実は冷凍スプレー)の缶のノズルも約4mm。カセットコンロのボンベも殺虫剤のスプレー缶もこの部分は外径約4mmのものが多いですね。エアガン用ガスの約2.8mmが特殊。

外径4mm、内径2.8mmのホースを使うことも考えましたが・・・このタコ口・・・エアガン用ガスの約2.8mmのノズルがずっぽし入りますw

長さもあって適度にきつくて気密性もあります。

20230112「サンダーシュートガス610g再生計画_4 こんな風に」

試しにこの成分がHFC-152aのエアダスター(実は冷凍スプレー)にこのタコ口ヘッドを付けて「サンダーシュートガス610g」缶を直結させて注入してみたら・・・いけました。

室温約16℃。「サンダーシュートガス610g」缶はキンキンに冷やしておき(約1℃)、エアダスター(実は冷凍スプレー)の方は足の間に挟むなどして約28℃に。(40℃以上は危険なので絶対禁止!!)

この条件で入る限り試したら、空の状態の缶(温めて放出して可能な限り空にしたもの)重量115.4gだったものが、224.8gになりました。その差「+109.4g」。100g以上入りました。

610g入れる必要はないので、入れやすい100gずつ使うことにします。

注意事項として、冷やした空きボンベ缶は手袋などして扱うべきです。またアルミの保冷バッグなどに入れて注入したらいいかもですね。100g注入後「サンダーシュートガス」ボンベは約16℃になってました。

この容量が100g復活した「サンダーシュートガス」を「東京マルイ MP7A1 ガスブローバック」のマガジンに注入。液状ガスの噴き戻しがあるまで注入できました。

セミオート、フルオート問題なし。撃ちきってイジェクションポートもオープンします。

ただ、このMP7A1のマガジン、やっぱりちょっと調子がおかしい・・・本体に装着した状態で下から押すと銃口からガス漏れするし。寒さと乾燥のせいか、やはりガスルートパッキンがくたびれているのか。なのでライラクスのガスルートパッキン買いました。

コスト

コストの方ですが、ライラクスのハイバレットガス(HFC-152a)460mlはグラム換算で410gらしいです。「約5.11円/ml」「約5.7円/g」と試算しました。

成分がHFC-152aのエアダスター(実は冷凍スプレー)、製品名は「プシュ冷え」。今回は「プシュ冷えキャリー」という小型缶(240ml)を使ったんですが、実はこれより大型の430ml(多分約400g)のものが6本で4000円くらいであるのでそれで試算すると、「約1.6円/ml」「約1.7円/g」。ざっくり「3分の1」ですね。

20230112「サンダーシュートガス610g再生計画_2」


今回、エアダスタースプレーのタコ口(ぐち)に助けられました。このタコ口は「タコグチモトコ(素子)」と呼ぼうw

20230112「サンダーシュートガス610g再生計画_3 このタコグチが囁いた」

つづき:20230207

先日再生した「サンダーシュートガス」を使い切ったので、前回使った「プシュ冷えキャリー」の残りを移しました。

「プシュ冷えキャリー」は113.3g->51.8g その差マイナス61.5g。

「サンダーシュートガス」は111.5g->168.4 その差プラス56.9g。

結局、「プシュ冷えキャリー」(240ml)からは109.4+56.9=166.3gを「サンダーシュートガス」缶に移せました。

「プシュ冷えキャリー」側ではまだエアダスターとして使えるくらいのエアーは出ますが、もう移せそうにないです。

「約5.7円/g」とすると、エアガン用HFC-152a換算で947.91円利用できました。

実はこの「プシュ冷えキャリー」は12本5808円だったものです。1本484円のものが947.91円分のエアガン用フロンガスに。約半分のコストでした。

「プシュ冷え」大型缶430mlの方がお得なはず。約3分の1になると試算しています。