Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

救命病棟24時 第5シリーズ

第4シリーズに続いて第5も。


キャスト(佐々木蔵之介時任三郎)も悪くないんですけど、この第5シリーズは何か反発を感じる(^^;)


1話の脳死患者の臓器提供、患者の家族は一旦臓器提供を了承したものの、患者と親しくしていた人物の「これ以上傷つけないで」という感傷的な理由で中止に。


ドラマの中では、臓器移植の成功例を病院のメンツの問題とする院長の腹黒さ、患者が過去に素行不良の人物で家族からすれば死んで臓器提供した方が役に立つという考え、親しくしていた人物による患者の現在は過去とは違い、努力したものの不遇だったという情状酌量、などによって臓器提供は行わずそのまま死なせることが良い結末であると思わせる見せ方でした。


個人的には、こういう感傷的な対応は理不尽だと考えるクチなので・・・臓器提供で助かる人もいるのに?提供した臓器と共に提供者が生きるという発想は?どうせ焼いてしまって骨以外は灰になってしまうのに?何ともったいない・・・。


私自身もドナーカードを財布に入れています。無駄にして欲しくない。


ドラマだからと言って他の考え方もあるという可能性を示さずにこれが正解だみたいな見せ方をされると疎外感を感じるし鼻白んでしまう・・・


佐々木蔵之介の本庄や時任三郎の夏目がそういう理詰めの正論を言ってくれるキャラかと思いきやそうでもなさそうだし。


結局、ドナーカードを所持していなければ、他の誰かの感傷的な干渉に左右されてしまう可能性があるので、その意志があるならばドナーカードを携帯しましょうということで。