マルドゥック・スクランブル 排気

ブラックジャックのゲームの部分は、アニメだと原作よりも仕掛けなどわかりにくい部分もありますがそれでも盛り上がるのはそもそも好敵手同士のゲームという緊迫しながらもどこか深いところで通じ合うという濃密な雰囲気が元々うまく描かれているからなんでしょう。

ラストは私が読んだ版と微妙に違いました。トリガーのない銃に示されたウフコックの意思・・・は、やめちゃったのかな(^^;)

ここで通常なら脚本家がどうのこうのと言いたくなるところですが、原作者自身が脚本家なのでこれもマスターピースの一つということになりますね。こちらの方が完全版に準拠しているのか、それとも自作の商品展開まで考える冲方丁なので映像化作品の重要な部分を改変して原作との違いを、読者に確認させる・楽しませる・複数メディアの売上に貢献する・・・などという意図もあるのかもしれません(^^;)

それとEDのあとには原作にあったようなその後のバロットの活躍を暗示する描写があっても良かったんじゃないかな。あれ？もしかして見逃してるかな？

ん？アニメの制作会社が変わっているような・・・元はマッドハウスじゃなかったっけ？

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