Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ターンテーブル Technics SL-6


それでというわけでは無いのですが、学生の頃に買ったコンポの生き残りターンテーブル(レコードプレーヤー) Technics SL-6とLP数十枚が実家で発掘(^^;)されたので、PHONO入力端子のある古いAVアンプ SONY TA-AV590を持ち込んで環境を整えました。


Technics SL-6が見つかったとき針はひん曲がってましたので、PC SUCCESSの通販でTechnics(Panasonic)純正のEPS-24CSを購入。1499円以上送料無料キャンペーン中だったので、2200円程度で買えました。


少なくとも10年以上裏返しのまま放置されていたはずなので、アームがちゃんとシークしたときは正直、震えました。シャーシ底面を外して中を見ましたが、破裂しそうなコンデンサも無いし、表面上はハンダに異常があるようにも見えないし・・・良かったです。


アナログ盤には興味が無かったので購入当時も気にしてませんでしたが、最近、1万円程度で買えるフルオートでフォノアンプ内蔵のものはS/N比が50db程度なのに、Technics SL-6はフォノアンプこそありませんが、フルオートでS/N比が78db以上。なかなかのものだったんですね。

http://panasonic.jp/technics-audio/popup/introduce/SL-6.htm


RCAのピンジャックだけ磨きました。SONY TA-AV590も少なくとも5年以上放置していてフィギュアやCD、DVDなどの置き台代わりになっていたので端子が灰色でした。サンハヤトの接点復活剤も使いましたが、結局は爪楊枝でこするのがベストのようです。スイスの機械式腕時計名工も爪楊枝にダイヤモンドの粉末をつけて小さな部品を磨くくらいですから・・・。爪楊枝、あなどりがたし(^^;)


今回聞いたのは、テラークのユージン・オーマンディ指揮 サン=サーンスのオルガン交響曲。ジャケットが昨年の台風による水濡れで残念ながらカビが生えてグチャグチャ。レコードの中心のレーベル面も半ば剥げているという今回、発掘したLPでは最も状態が悪い1枚でした。


スピーカーが前にもブログに書いたことのあるTDKの2.1chで大したこと無いものなので、ER-4Sも持っていって聞きました。最初に鳴らしたときは、ノイズのりまくりでジージー言いまして・・・やっぱり無理だったのかな?と思ったんですが、Technics SL-6のアースをSONY TA-AV590のシャーシのネジをひとつ緩めて固定したら・・・ノイズも無くなりS/N比も向上しました。アース無視できないですね。でも、これほど顕著な違いがあればありがたみが分かりますが、東京のアパートの環境ではあまり・・・。


アンプもスピーカーもあれなんで、良い環境ではありませんでしたが・・・テラークDIGITALのサン=サーンス オルガン!良いですよ〜。なかなか去りがたいものを感じました。(実家から)


できれば、東京へ持ってきてHA-1Aにつなげて聞いてみたい。あ、そういえば・・・Cayin HA-1Aもmarantz PS5400もPHONO入力端子が無いんだけど、フォノイコライザーが必要なんでしょうかねぇ。試してみたい!


SONY TA-AV590もガリ無しでラッキーでした。