Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

アース設置


これまでもコンセントとプラグの極性チェックだけは気をつけていたのですが、STAXのドライバー・ユニット SRM-313の背面にある端子を見ているとアースをつけねば・・・と気になって仕方がなくなり、ホームセンターでアース棒とアースに最適と書かれた5mのコードを買ってきました。


アース棒はS形という断面がSの字になるように折り曲げられた銅板で銅の太い縒り線がついているものでした。さて買っては来たもののどうして良いやら見当もつきませんでしたが・・・というのも一応、先細りにはなっているんですが先端は切り落としたように水平で、根元の方は先端よりも幅広ですが末端はやや丸くなっています。ハンマーなどで打ち込むなら、水平になっている方を叩くべきだと考えると上下逆のような気もしますが、銅の太い縒り線は先の細い方で挟まれていて根元の方に伸びています。


とりあえずコードの端を剥いてアース棒の銅の太い縒り線に少し巻きつけてハンダをゴテゴテ盛って固定してから念のためにビニールテープを巻きました。


コードをつけてみると、やっぱり先細りの方を下にして打ち込むなり埋め込むなりする方が合理的に思えました。で、大家さんにお伺いを立てて敷地内に設置させてもらうことにしました。


100円ショップのシャベルとトンカチ、軍手、虫除けを用意して、窓の下にあたる地面を調べてみると、真下はどうやら側溝のようなものがあって上下水道やらガスやらのパイプが走り回っているようで叩くとうつろな音がします。仕方がないので少しずらして、雨どいが地中に続いている辺りを試し掘りしました。この辺なら湿度も適度にありそうです。


よさげなのでどんどん掘っていくと途中でパイプと緑のコードが出てきましたが、アース棒を埋めようとしている中心からはずれているので大丈夫でしょう。ちびたシャベルで掘るのは時間がかかりますが、スコップではこういう埋設物を傷つけかねないので、シャベルで正解でした。思ったよりも良いペースで掘れて予定の40cmに到達。穴の底にアース棒を突き刺すといい感じでズブズブ埋まっていきます。トンカチの頭で押し付けてから土を被せて、またトンカチの頭で突き固め、また土を被せて突き固めの繰り返しで終了。


で、まずSRM-313に単独でつなぎましたが・・・はっきりいって効果があるやら無いやらさっぱり違いが分かりません(^^;)もともとノイズなどの問題は無かったので、こんなものでしょうか。


全くの無駄というのも悔しいので、他のアース用端子も全部まとめて今回設置したアースにつなげてしまうことにしました。複数のGRNDをひとつのアースにつなぐのはあまり良くないそうですが、悪影響があったらあったでそれは効果の確認になるからそれもいいやというノリで、HA-1A、PC関係の機器をつなげているOAタップ、SRM-313とアースを木製ラックにつけたアルミの木ネジでまとめました。


我ながらデタラメなことをやっているなと思いますが(笑)今のところ、特に問題もありません。


アースの影響かどうか・・・テスターのAC電圧を使った極性チェックですがアースをつないだ状態だと両方とも値が0になるのでどっちがどうか分からなくなりました(^^;)