Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ケースの加工


昨日のように気温が27℃となると冷房をつけずPCを使った場合私の部屋の中は確実に30℃を越えてしまいます。ケースの中もアッチッチなのでFANをいくら回してもCPUもM/Bのチップセットも50℃を越えてしまいます。70℃程度までは心配ないとは思うんですが、今から夏の猛暑のことを考慮して、ケースに穴を開けて風通しを良くすることにしました。


ケースによっては空気の流れが考えられていて余計なところに穴を開けるとかえって冷却効果が下がることがあるので、どうなるかドキドキ物です。


ただ、うちのフルタワー・ケースの設置場所は背面と上面に余裕が無いので、前面から背面へ効率のよいフローがあってもあまり冷却効果が期待できないかもしれません。左側面の方が何も置いてない空間があるので、左側面に穴を開ければ少なくともM/Bのチップセットとグラフィックボードに少しは涼しい風を当てられるかもしれません。ステーを使って12cmファンも側面内側に設置してあることですし。


というわけで、ケースの左側面に穴を開けてみました。せっかくだから、以前買ったもののケースの構造上使えなかった8cmFAN用のアルミ製FANガードをホコリ除けとして使えるように、ネジ穴とFANガードの形状に合わせた四角い穴を開けることにしました。


ケースの側版は1mm強の鉄板で意外と厚くててこずりました。まず、ドレメルのタングステンカーバイド・カッターの先が丸いので表面を少し削ってから金槌で釘を打ってガイド用の穴を開け、標準添付の#150のドリルで穴を開けました。


FANガードを固定するテーパーネジの太さが#150よりも太かったので、タングステンカーバイド・カッターで穴を広げましたが、使い方が悪かったのか先端の刃先を欠いてしまいました。


FANガードのメッシュ部分に合わせた約6cm四方の穴は、ドレメル標準添付のカッティング・ホイールで切断しました。火花が盛大に散って、最初防塵マスクをしなかったので、いかにも体に悪そうな粉塵をもろに吸い込んでしまいました。


地方のダイソーで買った活性炭入りの防塵マスクが活躍しました。全然苦しくないし、粉塵も吸い込まないし・・・100円ショップ恐るべし。


12cmFANの障害になりそうだったので、ネジはケースの内側から締めるようにしました。外から見るとネジが突き出ていますが見栄えもなかなかです。


冷却効果の方ですが、今日は昨日よりも気温が5℃低いそうですが、さらに3℃下がっているようです。夜になってさらに気温が下がってきたので、現在、CPUが36℃、チップセットが41℃、グラフィックボードが44℃、メモリが43℃です。開けた穴がチップセットの真上あたりになるのでチップセットが冷えているのは狙い通りですが、CPUも随分冷えています。実はM/Bなどは26℃とEVERESTでは表示されます。


GIGABYTEマザーの温度センサは低めに出るようなので、CPU 46℃、M/B 36℃じゃないかと思います。他はCOOLERMASTERのファンコンの温度センサーなのでそのまま信用することにします。