Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

SAMURAI 7


SAMURAI 7 第1巻 (初回限定版) [DVD]
第1話見ました。「七人の侍」をベースにしたものというのでどんなアレンジをしたかという興味もありました。また劇場版「イデオン」の滝沢敏文が監督というのも私には特別な意味がありました。劇場版「イデオン」は大好きで公開後10年近く色々な意味で影響下にありましたから。


さて「SAMURAI 7」、アヴァン・タイトルは巨大機動兵器と刀を持った一見生身の人間の戦い。短いものでしたが、ぶっ飛んでるなという印象(^^;)


本編は最初から大笑い。うわー機動兵器が米俵を担いだ上に、農民が鎌で突撃。それを巨大な刀で粉砕してるよー。で、じっさまが「やるべし」。米で侍を雇う?


まんま「七人の侍」に、SFメカアクションの上物を被せてますねぇ。やっぱり、ぶっ飛んでる。まじめに見ると設定が破綻してると思うんだけど(笑)


面白そうだけど、「七人の侍」は原作にするには相手が悪かったかも。黒澤監督の「七人の侍」の面白さは半端ではないから、原作に近い展開をすればするほどその落差が気になってしまって・・・。


第1話でカンベエ(官兵衛)が立てこもり事件を解決するエピソードを再現してましたが・・・やっぱり「七人の侍」の方が面白い。


ですが、多分第1話はオマージュ的なものでしょう。恐らく全体から見れば、原作向けのバイアスが強くかかったものだったに違いありません。多分。


小道具にしてもSFメカだし、アクションを見せることに重点を置くならば、原作との違いは自ずと大きくなってオリジナルとしての良さを見せてくれると期待します。滝沢敏文の演出があれば大丈夫。多分?


そういえばPS2のゲーム「SEVEN SAMURAI」はどうなんでしょう?一応、「七人の侍」をモチーフにしているらしいんですが・・・WIREDかなにかで外国人ライターのレビューを読んだ限りではあまり良さそうではないし、一般ユーザーのレビューはもう散々。ネット・オークションでも激安のようです。


ただ、同様に酷評された「アルゴスの戦士」は私には楽しめたし、音楽、グラフィック共に満足できたのでもしかしたら私なら「SEVEN SAMURAI」も楽しめるかも?