Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

「ブラヴォー・ツー・ゼロ」 アンディ・マクナブ

ブラヴォー・ツー・ゼロ―SAS兵士が語る湾岸戦争の壮絶な記録 (ハヤカワ文庫NF)

ブラヴォー・ツー・ゼロ―SAS兵士が語る湾岸戦争の壮絶な記録 (ハヤカワ文庫NF)

早川書房の単行本の方ですが、読了しました。潜伏地点に向いている場所というのは、イラクの山羊や山羊飼いが立ち寄りやすい場所なんでしょうね。遭遇率の高さに思わず笑ってしまいましたが、これもそもそも事前に伝えられた現地の情報(イラク軍の部隊配置や人口密集度、気候など)が間違っていたせいでしょう。


さすがSASというべきか8人で敵の損害として250人の死傷者を出したという・・・確かに伝説的な逃避行でした。逃走中の寒さとの戦いや捕虜になってからの暴行に対する受け身というか虐待されながら致命的なダメージを避けるサバイバルが印象的でした。


これを読み終わった後、ふと「ブラックホーク・ダウン」を見たくなって英語版のブルーレイを見ました。確か原作を持っていたはず、読みたくなりましたが、どこにしまいこんだものか・・・。こういうことが結構あるのでお気に入りの本は自炊しておくべきかなと改めて思いました。

ブラックホーク・ダウン〈上〉―アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録 (ハヤカワ文庫NF)

ブラックホーク・ダウン〈上〉―アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録 (ハヤカワ文庫NF)

ブラックホーク・ダウン〈下〉―アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録 (ハヤカワ文庫NF)

ブラックホーク・ダウン〈下〉―アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録 (ハヤカワ文庫NF)

「歴史群像アーカイブ 湾岸戦争」

読了しました。準備に金と時間をかけただけあって多国籍軍側の圧勝でしたね。当時の報道番組ではバグダッド上空に向けての対空砲火の映像なんかが一番記憶に残ってます。他にはTVゲームのようだと言われたレーザー誘導弾による精密爆撃の映像とか。


戦争終結後の報道番組としては劣化ウラン弾についてのものとか後遺症に悩まされる兵士についてのものとか。また米軍の味方の誤射による犠牲とか。


読後さらに中東について興味が湧いてきました。とりあえず池上彰の「大衝突 終わらない巨大国家の対決」kobo版を読んでいます。「第4章 アメリカvsサウジアラビア」を読み終わったところです。