Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

色々

デュラララ

妄想虚構と現実の折り合いのつけ方・・・ねぇ。ライトノベルで盛り上がってるオタクのカップル?が実は一番嫌いなキャラ達でして。


妄想と現実、虚構と現実は全然別物と区別できて当たり前なんだけど・・・割り箸へし折って凄んでみたり、自分たちの方がよほど空気を読んでるみたいな顔されるとなんかイライラする(^^;)


しかしガキの妄想の突っ走りで怖いといえば木田でしょうねぇ。だとしたら、だとしたらの仮定と妄想の積み重ねで自分を追い込んで引き返せないところまで持って行こうとする。ダラーズと切り裂き魔がつるんでいるとしたら・・・、ダラーズが黄巾賊を潰そうとしているとしたら・・・。


まぁそう思わせようとする第三者がいるのでそういう流れは出来ているにしても・・・。


ところで臨也がワルキューレの片割れかも知れないと想像してセルティの首を目覚めさせるために池袋に戦争状態を現出させようとしてるってことは・・・ワルキューレが死者の魂をワルハラに連れていくんだから、死人が出る程の状態を作ろうとしてるってことですね?


池袋で事件事故で死人が出るのは日常茶飯事だと思うんですが、そういうのじゃダメってこと?人数の問題?エリアの広さの問題?そもそも戦争とは何か?というと普通は国家間の争い以外のものは戦争と呼ばないようだけど、まぁそれは法律上の概念の話でもっとプリミティブなというか人間の常識の中でどういうのを戦争というかとイメージしてみると???


ダラーズ、黄巾賊、切り裂き魔の3つのグループの集団としての規模や結束の度合いの違いは面白いですね。ダラーズは主にネットを媒介してるだけあって数は多いだろうけど繋がりは一番緩くてリーダーが何か危険な行動を強制したとしてそれに従う者がどれだけいるか・・・集団の偶然に近い動きをうまく利用するくらいしかできそうにないんだけど。


黄巾賊は数は劣るものの顔の見えるリーダーの下で動くのでダラーズよりはリーダーが動かしやすい標準的なチーマー?中身は一枚岩ではないようでリーダーも利用される可能性があるわけだけど。


切り裂き魔は・・・数はどうなんだろう?黄巾賊と同等か多いくらい?それとも少ないか?まぁ罪歌の宿主の性格からこれ以上増えることはないだろうけど、いざという時に何をさせられるかという点でもっともリーダーの支配力が高い集団ですよね。ただこれもリーダーの性格から余程のことがないと集団として動くことはありえないというか。

世紀末オカルト学院

ノストラダムスの鍵とは何なのか?というのはもう最初から予想されていたことでインパクトはありませんでした。人類存亡の危機とマザコン野郎の甘ったれた願望「母に会いたい」を秤にかけるか、普通?あれはありえない展開(^^;)まあこのアニメ、家族愛がテーマだったようにも思えるので仕方ないのかな。


しかし文明のいきなりの力の発動はスプーン持ってウルトラマンに変身しようとしたハヤタみたいにダサカッコ良かったです。


さて過去を変えられるとして変わったことを認識出来るのか?というのは時間テーマSFにありがちな問題。多元宇宙で他の可能性の宇宙を観測できるとしたらそれは比較的簡単だろうけど同じ次元の同じ時間の流れに乗った状態でそれは果たして可能なのか?


うーん、久しぶりにP.K.ディックをまとめて読みたくなりました。「ユービック」とかマトリックスのように仮想現実に閉じ込められた人間にこれが仮想現実であることをどう伝えるか面白かったという記憶があります。かなり前に読んだから勘違いしてるかも(^^;)


「例えば人間を情報の集合体と捉えよう」という発想からすると・・・司令室?から出るまでは過去が変わったことを認識していたとしても変わる前の記憶(情報)は変わった後の現実(これも情報)に侵食されて?上書き修正されてしまうのかも。


納得しがたいといえば・・・マヤと文明の関係。姐さん女房として嫁にいったの?


個人的には・・・過去は変えられない、変えたつもり、変わったつもりでもそれは別の可能性の宇宙、多元宇宙のひとつに過ぎない、けど観測者にとっては「過去が変わった」ということは現実なのかも知れない。


だから、視聴者が見せられたのはもしかしたら神代(父)が望んで実現した宇宙のひとつ、マヤと文明と神代(父)が暮らす内田家という現実なのかも知れない。もちろん別のエンディング、過去を変えられないまま人類が滅亡した宇宙、別の現実というのもあるわけで。