急に日本の政治をテーマにした(揶揄した?)映画を見たくなってAmazonプライムで見ました。
安定の三谷幸喜というか、視聴者が予想できる展開と前フリを用意するストレスフリーというか・・・個人的には物足りないけどコメディー映画としては万人に分かりやすい話とハッピーエンドが用意されているので安心して見ていられると言うか・・・
若い頃にペンで政治を変えると熱い志を持っていたものの巨悪に屈してやさぐれたフリーライターとかいうのが典型ですが、ステレオタイプなキャラクターの集まり。
楽しい作品なんで、「今」イチオシです。
木村佳乃、EDクレジット見るまで分からなかったなぁ・・・メイクが凝っていたのもあるだろうけど。
英語ができない外務大臣のキャラクターのいかにも作り物の福耳は何の意味があるんだろう・・・「清州会議」の秀吉もいかにも作り物の猿っぽい耳でしたが、三谷幸喜の作法のひとつなんですかねぇ?ヒッチコックの「マクガフィン」を思い出します。
ずっと気になるんですよねぇ・・・手品師が手品の重要な仕掛けや仕草から観客の目をそらすのにも似てるのかな。