中公新書版。図書館から借りたものです。
面白い。発売当時、ベストセラーになったこともあったと思いますが、なるほど。
これを読んで、いくつか思うことがあるのですが・・・体重と殺生率。アメリカムシクイという体重10gの小鳥は1日に1300匹の虫を食べ、体重100kgのジャガーは3日に1頭の獲物を狩る。博愛主義者がよく言うように命の価値に上下なしとすると、3900対1の殺生率。残忍で獰猛というイメージの肉食獣の方がよほど罪は少ないということ?
また、自転車の走るコストが地上を走るものの中で自動車と比べても非常に効率が良いのは、人間という自転車のエンジンが非常に燃費が良いから。自動車は内燃機関のエンジンを搭載するために頑丈に重くなる代わりに燃費が悪くなっている。それならば、人間をエンジンにした人力自動車ならば・・・。
と思っていたところ、WBSの「トレたま」でモーターの無い扇風機が紹介されていました。原理は単純、フレームにコイルが間隔をあけて巻かれていて電磁石となり、プロペラ側に永久磁石があるというもの。初動を与えてやれば、動き出し、また少ない電力消費で済むという・・・それに多分、静かなんだろうと思います。非力だろうけど。
これって、要するにモーターの原理でしょうが、回転するものなら何にでも応用できるわけで・・・電動アシスト自転車にも応用実験をすすめているようでしたが、これを応用して是非、人力自動車を作ってもらいたいものです。