Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

動画エンコード


 DivX 5.2とVirtualDubModで、HDDレコーダーに溜まった「クローズアップ現代」や「特報首都圏」をMPEG-2(DVD VRモード)からAVIにエンコードしてみました。「ネットランナー10月号」を参考に作業しました。外は台風で東京でも聞いたことの無い風のうなりです。


  HDDレコーダーからPCにファイルを持っていくのにはDVD-RAMを使います。もちろんDVD-R、DVD-RW(DVD-Videoモード)でも可能ですが、DVD-RAMは100,000回以上書き換え可能とのことでファイル転送という一時的な利用には最適です。


 ただ、複数回の放映分をDVD-RAMにダビングした場合、ひとつのVR_MOVIE.VROにまとめられます。VirtualDubModはひとつのMPEG-2ファイル(VR_MOVIE.VRO)から複数のAVIファイルを一度の編集作業で同時に抽出することはできないので、抽出する放映分の数だけVR_MOVIE.VROを読み込み直すことになります。


 SPモードで録画した1回の放映分(約25分)はだいたい1GBなので、VR_MOVIE.VRO読み込みにも時間がかかります。私の場合、9.4GBのDVD-RAMを2枚使って1回の放映分ずつVR_MOVIE.VROをPCに持ってくることにしました。


 VirtualDubModはデフォルトでは拡張子.VROのファイルをメディアファイルとみなさないので読み込み時のダイアログでファイルの種類を「All types(*.*)」にしてVR_MOVIE.VROを読み込みます。


 先頭と末尾の余分なフレームを削除したらフィルターdeinterlaceを指定。インターレースのすだれ除去ができます。フィルター処理のプレビューで確認。このとき、画面解像度が1024x768などで出力画像が画面の外にはみだして確認できないときはオプション「入力/出力ペインを入れ替える」で出力画像を見える範囲内に置きます。


 うちの環境(Cerelon D 2.4GHz)では、1回の放映分(約25分)をDivX 5.2 1-pass QB 90%のエンコードに約36分かかります。1.5倍ですね。結構手間と時間がかかります。こうしてDVD-Rの枚数を減らす必要があるかどうか・・・。