旧型(1995年発売)のジャンクを入手しました。
元箱、本体、マガジン。

見たところ、本体、マガジン、共に傷や汚れも少なくて良い状態でした。
届いた状態ではスライドを動かせなかったんですが、テイクダウンレバーが回っていて中で引っかかっていたみたいです。テイクダウンレバーを戻したらスライドが動きました。
=>テイクダウンレバーがズレやすいみたいでその後もスライドを載せたり外したりするたびに試行錯誤が必要でした。
テイクダウンして中を見たところ、油切れで乾ききってましたが状態は良さそうでした。
旧型(1995)と新型ハードキック版(2003)、比べてみましたがパーツも含めてサイズは同じで側面の外見では見分けがつかず。
旧型のフロントサイトは小さなネジで上から止められているのと、ファイアリングピンがハードキック版は六角キャップネジ、旧型はマイナスネジ、ハードキック版はフレームの下側からトリガーガード、グリップ前面、ビーバーテールの下にかけてパーティングラインが見えるのが外見の違いでしょうか。旧型は下から見てもフレームにはパーティングラインが見えないです。ただハンマーは旧型はパーティングラインがあってハードキック版には無いです。
マガジンは旧型はアウターケースと底のベースプレートがスチール製、ハードキック版は全体が亜鉛合金?マグネシウム合金?でベースプレートだけがスチール製。ベースプレートは互換性ありそう。
ハードキック版はガスルートパッキンが飛び出ていたり放出バルブの上の方の形状が旧型と違うので一応、互換性は無いです。スライドを外した状態だとハードキック版のマガジンは旧型のフレームに挿入できてマガジンキャッチもかかります。
スライドを載せた状態だとハードキック版のマガジンのガスルートパッキンがぶつかるので挿入できないです。
スライドの載せ替えは、旧型のフレームにハードキック版のスライドを載せることは可能でした。逆のハードキック版のフレームには旧型のスライドは載せられませんでした。
他にはガスルートパッキンと触れるシリンダーの口の広さと形状が違いました。
あと気になったのが、スライド引いたときの感触の違いで、ハードキック版はスライドを引き切るとガチッと硬いものに当たって止まる感じなんですけど旧型のジャンクはフニュッという感じでガッチリ止まらず引けちゃうけどこれ以上はよくない感じがするからやめておくという感じ。
ジャンクな点は・・・商品説明では一発目はブローバックするけど二発目以降ブローバックしないということでしたが、ちょっと試した感じでは一発も撃てない感じでした。
マガジンのガス漏れは無いです。ガスルートパッキンが凹むように変形しているのがちょっと気になるかな。ブローバックが上手く行かなかったというのはもしかしたらこの変形のせいかなと思いますけど。
現在撃てない理由は別にありそう。HPAプラグを付けてコンプレッサー・エアで試しましたが、バルブノッカーが放出バルブを叩けてないか叩く量(強さ?距離?)が足りてないみたい。
スライドを外した状態で見た感じでは放出バルブとバルブノッカーの距離とか位置関係は、ハードキック版と旧型でほぼ同じに見えるんですけどね。バルブノッカーの先端が放出バルブの凸の上にあるように見えるんですが、コッキングしてトリガーを引くとハードキック版(ハードキック版フレーム+ハードキック版マガジン)の方はちゃんと放出バルブを叩けてガスと言うかエアーが出っぱなしになります。
旧型(旧型フレーム+旧型マガジン)も同じようにスライドを外した状態で見た感じでは、バルブノッカーの先端が放出バルブの凸の上にあるように見えるんですが、コッキングしてトリガーを引いてもガスと言うかエアーが出ないです。
いまのところ原因は分かってないです。
20261023
まだ直せていないんですが、新たにわかったことが・・・
マガジンですが放出バルブに問題がありました。マガジンをバラして放出バルブを見たら弁の方に白いものがびっしり。まるで白い塗料で塗装したような感じになってました。
旧型の放出バルブマガジンにガス漏れは無かったと言いましたが、正しくは弁が正常に働かなくて(塞がっていて?)ガスが出せなかったようです。
パーツクリーナーで洗浄してから、見える場所のOリングを3つ交換してテストしてみたら、今度は中心の弁から盛大にガス漏れ。多分、元々中心の弁のOリングが劣化していたのがガス漏れの原因でそれをなんとかしようとしてこうなったんじゃないかな?
で、Oリングを交換するためにまた中心の弁を破壊というか分解しました。これも圧入でした。

弁の軸が曲がっちゃいました。写真の右のOリングは劣化したものです。側面が平らになっているのが分かると思います。弾力を失って硬くなってるんですね。
ハードキック版の放出バルブとほぼ同じだと思うんですけど、放出バルブのリムの厚さが違うんで互換性があるかどうか分からないです。互換性があるなら、ハードキック版にLaylaxのギガバルブを使って、外した放出バルブを旧型のマガジンに使ってもいいけど、なんか違う気がする。
ハードキック版の放出バルブ
ついでに注入バルブも分解して小さいOリングを交換しておきました。
旧型マガジンのインナー
スチール製のアウターケースに戻すときに放出バルブの凸部分が途中で引っかかるので薄い板のようなものを使います。コンビニ弁当の蓋から切り出したものとか。
弁の軸の曲がりをできるだけ直して放出バルブ込みで組み立てて撃ってみたら、ちゃんと撃ててブローバックも問題ないです。やったじぇw
いまさらですが、刻印が違うんですね。DESERTじゃなくてDEZARTだというのは知ってましたが他にも違う箇所がある。
外から見えるパーツのフロントサイトの幅とハンマーの幅も微妙に旧型の方が広い気がする。
フレームの中の方のパーツは取り付け位置は同じっぽいけど色々違う。ネジの数とか形状とか。
トリガーの感触と音もちょっと違う。トリガーは材質か表面処理も違うみたい。触ったときの温度がハードキック版の方がちょっと冷たい。
ハンマーの感触とインパクトの音が違う。ハードキック版の方はハンマーを起こすとき二段階。
当然、ブローバックの感触は違います。
スライドリリース(デザートイーグルの場合はスライドキャッチ)のピンの表面処理が違う。
スライドの表面処理も微妙に違うみたい。
20261024
スライドを分解して手入れしました。
ピストンロッドにはOリングではなくて白いシリコーンゴム?のカップが付いてました。
ピストンロッドシリンダーリターンスプリングはリコイルスプリングを短くしたようなものが使われていて、スライドを引いたときにフニュッとなるのはこれのせいかなと思いました。何か壊れて潰れたり割れたりしている感触ではなくてよかった。
リコイルスプリングとシリンダーリターンスプリング黒っぽい汚れが混ざったグリスとかオイルとかスライド内部やスプリングに付いていそうなものですが、どこもかしこも綺麗でした。
20261025
バレルを分解しました。
「くろねこYZトイガンChannel」さんの動画を参考にしました。
youtu.be
バレルウェイトとインナーバレル分解してみたらハードキック版の図面で「チャンバーケース」(50AE-28)のネジ穴が左右とも割れてました。触ったらポロっと破片が落ちました。細い)部分なんでネジをきつく締めるだけで割れると思います。


補修はせずにそのままネジで止めました。多分抜けてこないと思いますけど。
「バレルウェイト」(50AE-33)の穴を採寸しました。

前から見るとダミーピストンの頭がここまで来ています「ダミーピストン」(50AE-26)はスチール製で亜鉛合金?ダイキャストの「バレルウェイト」の穴に入り込むんですけど、この穴に何か音が出るような仕組みは付けられないですかね?

ダミーピストン高い金属音が欲しいんですよね。チャキッとかチンとか。実際には金属パーツ同士がぶつかり合ってると思うんですけど、高い音がないと物足りないんですよね。
ダミーピストンの先端とバレルウェイトの穴の斜めになっている縁の一番短い部分との距離が約5.8mmあります。一番長い部分との距離は約9.3mm。ABSのアウターバレルの内側との距離はもう少しあるかも。
穴の直径は最小で10.5mm、ダミーピストンの直径は最大で9.5mm。
ABSのアウターバレルに内側からダメージを与えるのはよくないだろうから、できればバレルウェイトの穴の中に仕込めるといいですよね。どこかのメーカーが作ってくれないかな(^^;)
ダミープラグの長さが約17.7mmありますが、もっと短くてもいいですよね。ダミープラグごと新造するとかあるいは逆に長くしてダミープラグに何か仕掛けを作るとか。
例えばダミープラグの中にシャフトとリングを仕込んでリングが前後に動いて音を立てるとか。
20261026
旧型の外装に新型ハードキックエンジンを積んで使うやり方の分かりやすい動画がありました。
youtu.be
どうしようかな、確かに旧型のジャンクを入手した目的はそれだったんですけど・・・
今回入手した旧型のジャンクは運良く外装の状態も良かったし、本当に旧型でした。もしかしたら外装が新型と交換されてしまった自称旧型が中古市場にあるかも知れないと思うと運が良かった。