GyaOで1/25まで配信中です。真に見応えのあるのは冒頭から30分ほどの海戦シーンでしたが、後半のソビエト赤軍を相手にした負け戦と逮捕、処刑まで抑制の効いた表現と映像美で個人的に気に入りました。
不倫とその相手のアンナについてはロシア革命で身辺が騒がしくなるまでは、愚かな女・・・不倫はやっぱりダメだな、家族を不幸にする・・・と思ったんですが、アンナがコルチャークに知らせぬまま白軍の一看護婦として働き始めてからは、逆に落ち着きと身をやつしていてもにじみ出る気品に好感を覚えました。
レビューの星3つは不当に評価が低いと思います。
サブタイトルは馬鹿げてますね。原題の「提督」のままか「アレクサンドル・コルチャーク」が良かったと思うんですが。
(追記:2012/01/17)そういえば年末年始にNHKの「坂の上の雲」のスペシャルドラマを見ようと思ったんですが・・・画面がやけに暗くて見辛かったのでやめました(^^;)乃木大将の息子が戦死して「よく死んでくれた」とかのたまってましたがw時代考証の成果なのかそれともセットが低品質なのを誤魔化そうとしたのかわかりませんが、視聴者に「見せよう」という意図が感じられずこの作品の監督はバカだなと思いました。