昨日の試作は失敗でしたが、「SIIS HITSくん」を分解して見て悟りました。
必要なのは硬くて貫通しない裏板ではなくて衝撃吸収だ、と。
「柔能く剛を制す」ってやつです。
写真右は昨日の試作品です。(ジェルパッド8枚しか無いので右下にはありません)このジェルパッドの上に「SIIS HITSくん」から外したクッション兼ターゲットと粘着ジェルシートを重ねればいいんじゃないか?
と考えたんですが、粘着ジェルシートってプラ製のリムで本体にはめ込んで抑えていてクッション兼ターゲットには張り付かないんですよね。これだと重ねて固定するのが難しそう。
なので、本体も利用することにして本体のくぼみに厚さ2mmの粘着ジェル両面テープを貼ることにしました。これだと外縁の1点圏はまったく補強されませんが、2点圏から5点圏が補強されます。
その上にクッション兼ターゲットと粘着ジェルシートを重ねて元の形に戻します。
手持ちのエアガンで撃ってみましたが、いまのところ貫通はしてません。撃った直後よく見るとクッション兼ターゲットに凹んだ痕があったんですが少し時間が経ったら復元したようです。
インナーバレルを長いものに交換した「ACTION ARMY AAP-01」で0.25gのBB弾で5mから撃っても大丈夫だったんで、これでいいんじゃないでしょうか?
「AGMエアコキM14ショートバレルBK」で4mから0.25gで撃ってみましたが、これも大丈夫でした。
ただ「マルゼン APS-SR2(OR)」で7mから0.32gで撃った場合、大体中心の5点圏内に集中するし、さすがに危ないかなと。
重量弾はちょっと不安なのでこのターゲットを使うのは0.25gまでのBB弾にしようかと思います。
試作のポリカーボネートと耐震ジェルパッドはまったくの無駄でしたが、他に使い道を考えることにします。耐震ジェルパッドは本来の用途が別にあるしw
今回の「「SIIS HITSくん」補強計画」は単なる延命です。いつか補強しないものと同じように裏板が割れるでしょう。「SIIS HITSくん」の価格を考えると、消耗品と言っていいのかも知れませんが交換サイクルを長くすることでコストを抑えることができれば成功かな。
つづき:20221111
「ACTION ARMY AAP-01」で0.20gなら全然問題ないだろうと思ったんですが、「SIIS HITSくん」表面に着弾した後なかなかBB弾が落ちてきません。というかしっかりくっついてしまって全然落ちない。