「And Story Goes On」ガゼフの死とともにアニメ版は三部作として一応の終わりということでしょうか。
身内を相手にした茶番劇ばかりじゃないかというのは気になりますが、今回の冒険者モモンとエ・ランテルのように内通者を支配地域の代表者に選ぶというのは過程は違えども植民地や占領地でありがちなこと。
ガゼフの死については賛否あるでしょう。当然、他の展開もありえたでしょうが個人的にはこれもありだと思います。
自分が死んだらすべて終わり、なんにもならないと考える人には理解しがたいかも知れませんが、次に繋げるためには場合によっては自分の死も致し方ない（死ななければならないということではなく）という自分の命よりも大切なものもあるかも知れない、あるんじゃないか？という考えを作中の重要なキャラクターが持ち合わせていてそれなりに妥当な過程と共に描かれているというのは個人的にこの作品を評価できる点だと思っています。
