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切り売りケーブルで50cmのRCAケーブル・ペアを作ってみました。導電性のPVCのせいで剥き方に指定があったり、信号送出側でドレイン線をGNDに繋ぐように指定があったりしましたが、作業はしやすかったです。
ただ、銀入ハンダを使ったのがまずかった・・・濡れ状態にしようとコテを当てる時間が長くなり導体を覆う一次層のポリエチレンの被覆を溶かしてしまいました。幸い絶縁破壊には至りませんでしたが。もう少し融点の低いハンダならこんなことにはならなかったかも。
一応、音は出てます。プラグはまたサウンドハウスで買ったCLASSIC PROの200円の物ですが、同じプラグで作ったBELDEN 88760のRCAケーブルと較べて顕著に良ければもう少し高価なプラグで作り直すのも良いでしょう。
このケーブル、面白いのは導体の表皮効果のために金や銀の粉末を混ぜたスクワランオイルに導体を浸す処理をしてあるそうで・・・二次層に導電性PVCを使っているというのも面白いですね。昔、導電性オイルに浸した絹糸で導体を巻いたマニアがいましたが同じ発想でしょうか?何かコンデンサーみたいな作りですが(^^;)
昔買った「接点No.1」というスクワランオイルにカーボンを混ぜた製品をいまだに使ってる私としては興味をそそられましたので。「接点No.1」はカーボン(ダイヤの粉末だっけ?)のキャリアであるスクワランオイルが酸化するせいで半年程度で塗り直せと誰かに言われたような気がしますが(^^;)このケーブルはその辺を解決してるんですかねぇ?ポリエチレンで被覆しているから酸化しにくいんでしょうか?
第一印象は悪くないです。