文庫版読了しました。
イラク領内での活動は「ブラヴォー・ツー・ゼロ」を思い出させる部分がありました。やっぱり山羊と山羊飼いが厄介者www
娯楽作品としてはアクションにしても謀略にしても現実的な範疇に収まっているのが好感を持てます。まぁ地味ともいうけど(^^;)戦闘というか暴力のシーンは描き込みが濃くて生々しいです。
小林源文のコミック内にオススメ参考図書に名前があったので読んだんですが、湾岸戦争にしてもモサドやSASの活動にしても幸い関係書籍も読んでいて予備知識内に思い当たる内容が本書にあったので退屈しませんでしたが、基本的にこういうサスペンス系アクション娯楽小説?はあまり読まない部類です。昔、こういうのが好きな知り合いに何冊か(クライブ・カッスラーとか)半強制的に読ませられたんですが、いまいちノッて読むことが出来ませんでした。映画だと好きなジャンルなんですけどね、先日も「ボーン・レガシー」のBlu-ray借りましたし。
原題は「Killing for the Company」
- 作者: クリス・ライアン,Chris Ryan,伏見威蕃
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2013/01/18
- メディア: 文庫
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翻訳は伏見威蕃で軍事関係の訳語に不安は無い・・・はずだったんだけどいくつか気になった単語がありました。人員輸送車・・・日本の警察や自衛隊でならそれで良くても、明らかにイラク軍の物の場合は兵員輸送車の方がしっくり来るのでは?もしかして英語として明らかに人員輸送車と兵員輸送車で区別すべき理由があるのかな?とか。