というわけで当時の日本についてさらに詳しく知りたくなったので例によって裁断してPDF化して読んでます。
戦後20年間について25年後に書かれているこの本、執筆者の蝋山という人がこの「日本の歴史」のシリーズとしては珍しく「私は」と主観を交えて書いている部分が所々にあって該当するいわゆる時代の息吹のようなものが伝わるような気がします。もちろん、記述された出来事について後でより詳しい資料が明らかになることもあるだろうし「歴史」としては客観性を欠くある意味不正確な部分もあるでしょうが、これもまた「歴史」叙述の形の一つ。