Blog:Neutron Star

tma1のブログ 「試行錯誤」・・・私の好きな言葉です

ALLA AL-APD51HP Starfish+AIWA HP-X122


MOHAとか音声入りでキャプチャしてみたいなとオンボードのAC97を有効にしていたんですが、PCの設置状況が悪くてなかなかヘッドホン用のジャックを刺せなくて年を越しました。やっとPCを動かしてジャックをゴニョゴニョしました。


onkyo SE-200PCIのアナログ2chSTAX SRS-3030へ、アナログ5.1ch(6ch)はALLA AL-APD51HP Starfishへ出力。オンボードのAC97のライン出力はSONY MDR-Z900へ出力です。


ついでにビデオボードのS端子出力をHDDレコーダーに繋げたかったんですがケーブルの長さが足りず断念。最近HDDレコーダー使ってないのでPCのキャプチャに使おうかなと思ったんですけどね。S端子ケーブルの長いのがどこかにあったと思うんだけど・・・。


で、久しぶりにALLA AL-APD51HP Starfish使ってみましたが、使っているうちにビリビリ、バリバリノイズがひどくて使い物になりません。オークションで落札した中古ですし元から音は悪い製品なのかなと思っていたんでまさか不良品とは思わなかったんですが、これが実は不良品のようでした。


ノイズが出るのはフロントのLch。あまりにひどいので分解して、まずは汚いイモ半田を再半田しましたが直らず。そこで以前考えていたドライバの交換を試しました。本当はドライバでなくてアンプ部のトランジスタなんかが逝かれているとしたらお手上げだなと思いつつ恐る恐るだったんですけど。


まず安物のヘッドセットを分解してスピーカーユニットを取りました。テスタで計ると32Ωのものらしいです。Starfishのフロントのユニットは64Ω。


Starfishの方も分解してスピーカーユニットを取りました。接着剤でバッフルに固定してあったんですがドライヤーで熱してからマイナスドライバでこじって取り外しました。スピーカーの振動板というか透明な膜にセロテープか接着剤みたいな物がかなり大きく付いてました。Rchのスピーカーユニットも外して比較したんですが、Lchだけ。どうみてもこれ製造段階での不具合。こんなんでまともな音が出るわけないし。前の持ち主もどうせこんな音質だと思って不良品とは気がつかなかったんでしょうねぇ。私にしても不良品とは思わなかったし(^^;)


で、えいやで安物ヘッドセットのスピーカーユニットを半田付けしてみたら、ノイズの無い音が出ました。やっぱりスピーカーユニットの不良だったんだとひと安心。


それではということでAIWA HP-X122のヘッドホンからスピーカーユニットを移植。大きさがちょっとだけ小さいんですが接着剤で何とか固定できそう。接着剤は今回は貼って剥がせる「ピットマルチ-2」にしておきました。これも32Ωでインピーダンス合ってないですしね。(追記:ちなみにスピーカーユニットに密着していたプラスチックのカバーは剥がしてません。接着しようとしている場所のサイズがぴったり合っていないし、接着剤が回り込んで振動膜に付着したらおしまいなので小さな穴の開いているカバーごと接着する方が都合が良いため。)(2008/01/22)


AIWA HP-X122スピーカーユニットには端子が4つあってLとRで接続が違うんですけど・・・良く分からないのでそのとおりの接続にしておきました。


組み上げて聞いてみると、音はちゃんと出るんですけどやっぱりフロントが図抜けて音が大きいのでボリューム絞らないと。(追記:今日はフロントを含めた全チャンネルの音の大きさが大体いい感じ。スイッチを入れるたびに各チャンネルの出力が違うとでも?接触不良でもあるのかな?)(2008/01/13)チャンネルごとのボリュームでフロントをフルボリュームにするとホワイトノイズが目立ちます。


あと何となく全体的に高音が耳に付くようになった感じがします。やっぱり元のスピーカーユニットとは周波数特性も違いますしね。フロントだけ比較すれば質的には良くなったはずだろうと思うんですけども。バランスは崩れるのかな。


ともかくビリビリノイズは消えたんで使えるようにはなりました。インピーダンス不適合の影響としては・・・アンプ部の寿命とかどうなるかな・・・と心配ですが、まあそれそれで仕方なしと(^^;)64Ωのユニットが見つかればいいんですけどね。それとインピーダンス補正回路みたいなので何とかならないかなぁと。